4K Ultra HD Blu-rayを含む2017年のBlu-rayソフト市場においては、販売数量・金額とも前年を2パーセント下回る1,603万枚・904億円に。ジャンル別の金額構成比では、最大ジャンルの国内アニメが前年の34パーセントから36パーセントへと拡大した。 なお映像ソフト市場におけるBlu-rayソフトの金額構成比は、前年の51パーセントから54パーセントへと拡大。国内アニメはBlu-rayシフトが最も進むジャンルだが、Blu-rayソフトとDVDソフトの販売金額比率は75対25となっていた。
2018年も縮小基調と予想される映像ソフト市場だが、DVDからBlu-rayへのシフトが順調に進むため平均価格は再び上昇することが見込まれる。2017年末までに170超のタイトルが発売され、30億円の市場に達した4K Ultra HD Blu-rayも徐々に拡大する見込み。市場を牽引する国内アニメの動向にも引き続き注目が集まる。