【NHK朝ドラ】広瀬すずがアニメーターに! 日本アニメ草創期の挑戦を描く | アニメ!アニメ!

【NHK朝ドラ】広瀬すずがアニメーターに! 日本アニメ草創期の挑戦を描く

NHKが2019年度前期に放送する連続テレビ小説『青空(なつぞら)』で、ヒロインの女性アニメーター“奥原なつ”を広瀬すずが演じることになった。

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2019年度前期のNHK連続テレビ小説『青空(なつぞら)』で、ヒロインの女性アニメーター“奥原なつ”を広瀬すずが演じることになった。連続テレビ小説100作目は、戦後の広大な北海道の大自然と日本アニメの草創期を舞台に、まっすぐに生きたヒロイン・なつの夢と冒険、愛と感動のドラマが描かれる。

『青空』は、テレビドラマ版『精霊の守り人』などで知られる脚本家・大森寿美男によるオリジナル作品。戦争で両親を失ったものの、北海道・十勝でたくましく成長した奥原なつが、豊潤な大地で育まれた豊かな想像力と根性を生かし、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジしていく姿を描く。

大森は「NHK_PR」に寄せた「作者の言葉」内で、自身が大きな影響を受けて育ったという昭和のアニメについて「いったいどんな人たちのどんな思いが込められていたのか……そんなことに思いを馳せるうちに、今や世界に誇る日本のアニメの原点を探るような物語を、この百作分の一作に重ねてみたい」と思うようになったことを明かす。

またアニメーターについては「作家や監督とは違うけれど、決して単なる絵を描く技術者ではありません。自分の持っている身体能力と想像力を駆使して、絵を動かし、絵に生命を吹き込む表現者です」と語り、「そういう才能を持った人たちが、男女を問わず戦後に多く現れ、絵を動かすことに自分の人生を重ねていったのです。ヒロインを、そんな人々の象徴として描きたい」と、思いを述べた。

広瀬すずが奥原なつ役にを起用されたことについては、制作統括・磯智明が「起用にあたって」として、「戦災孤児」「北海道」「アニメーション」という3つのキーワードをもつ遠大な物語を、演技力とリアリティーをもって演じきれる女優は今、広瀬すずさんしかいないと当初から考えていました」とコメント。当時、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込んだヒロインはどのような運命を辿るのか、広瀬の熱演に大きな期待が集まりそうだ。

2019年度前期 連続テレビ小説『夏空』
放送予定: 2019年4月~9月 全156回(予定)
《仲瀬 コウタロウ》
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