「サザエさん」東芝がスポンサー撤退で“また昭和が消える” 後継は高須クリニックか？
アニメ『サザエさん』の番組スポンサーを務めてきた東芝が、約48年間に渡るスポンサーから降板することがわかった。美容整形・美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長がTwitterで後継スポンサーに名乗りを上げるなど、大きな話題を呼んでいる。
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『サザエさん』の原作は、長谷川町子が「朝日新聞」ほかにて連載していた4コママンガ。1969年にフジテレビ系列にてTVアニメの放送がスタートした。
東芝は1990年代まで一社提供を務め、その後もスポンサーを継続。一社提供時代にはオープニング後などにサザエとタラちゃんが登場し、「エネルギーとエレクトロニクスの東芝がお送りいたします」といったセリフを読み上げていたため、記憶に残っているファンも多いだろう。
大手電機メーカーとして『サザエさん』のスポンサーを務めてきた東芝だが、近年はアメリカの原発事業で巨額の損失を出し、不正会計処理が明らかになるなど、さまざまな問題を抱えている。現在は経営再建中であることからスポンサーを継続する意味合いが薄れ、今回の降板に繋がった。
それを受けてTwitterでは「また昭和が一つ消える」といった声や、新たなスポンサーを心配する発言が相次いでおり、「磯野家の家電が現代風に一新されるのでは」といった予想も見られた。最も長く続いているTVアニメとして国民的人気を誇るだけに、ファンの関心も高いようだ。
美容整形・美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、この報道にいち早く反応し、電通とフジテレビに連絡を取ってスポンサーに名乗りを上げたことをTwitterで明かした。「高須クリニック」はさまざまな番組スポンサーを務めており、「YES 高須クリニック！」のキャッチコピーは広く知られている。新たなスポンサーはどこに決まるのか、今後の動向に要注目である。
（C）長谷川町子美術館
