■次ページ:「URAHARA」生放送SP特別インタビュー───生放送お疲れ様でした。早速ですが、皆さんが演じられるキャラクターと自身が似ている部分について教えてください。石見舞菜香:私もスイーツが大好きです。スイーツに目がないので、その部分は似ているかなって思いますね。また私も早口でおしゃべりだったりします。―――綿紬ことこは「気が利くキャラ」みたいな話がさっき出ていたんですけども、気が利く部分ってお持ちですか?石見:自分じゃ分かんないんですね(笑)。いろいろと思いつくのですが、実際に動く勇気が無いような気もします。―――ファッションの部分はどうですかね石見:私はあまりお洋服が得意じゃないので、ことこちゃんみたいに好きなファッションがあったりはしないかもしれないです。―――須藤りと役の春奈さんはいかがでしょうか?春奈るな:共通している部分は好きなものに対して、一直線なところですね。りとは、絵を描くこととかクリエイティブすることが好きな女の子なのですが、それを奪われないようにスクーパーズと最前線で戦っているんです。私もやっぱり好きなもの、アニメだったりとかいろんなものがあるんですけど、それをもし明日奪わそうになったら絶対戦うと思うし、そういうところが似ていると思いますね。―――りとは「ミステリアス」という話が出ていたと思うんですけど、春奈さん自身ミステリアスな部分はあったりするんですかはるな:どうなのでしょうか(笑)。上坂:以前、るなさんと一緒にハロウィンのコスプレイベントにでたんですけど、その時にるなさんが真っ白い天使のコスチュームで、それが神秘的すぎて。私はキョンシーだったんですけど…。うわ、天使と並んじゃった、という気持ちでしたね。―――天使とキョンシーですね。上坂:語呂だけ似てますけど絵面が全然違いました(笑)。春奈:クールなところに憧れるって言うのがすごいありますね。冷静でいなきゃいけない時ってあるじゃないですか。そういうところが憧れです。―――ファッションの部分はどうですか。春奈:りとはストリート系のファッションをしてるんですけど、私も割とストリートやパンクが好きでロリータとパンクを組み合わせた「ロリパン」っていうジャンルをよく着ています。りとのファッションも可愛いなって思いますね。―――上坂さんはいかがでしょうか?上坂:まりはロリータが好きだったりするのですが、私もロリータファッションは好きです。あと、まりは愛情を持ってモノをディスったりすることがあるんですけど、私もそういうこと言うなーって(笑)。想いがあるゆえのディスりですね。―――逆にこの部分は自分は持ってないな、という部分はありますか?上坂:踊りですね。まりは私と違って踊りが上手いです!あとは、接客業でコミュニケーション能力が高いところが羨ましいですね。―――お二人はどうですか春奈:りとは、絵が上手いところが憧れますね。私は壊滅的に絵が下手なのです…。アニメが好きなのでキャラクターの絵を描きたいなって思う時があるんですけど、絵に描くことができないので思ったものを絵に描けるりとがすごいなって思いますね。石見:ことこは、楽観的と言うかピンチな時でも明るかったりするんですけど、私は逆にピンチの時にブルーになってしまうタイプなので。そこは何か凄いなって思いますね。シンプルに頭の良いところも憧れます。―――今回、原宿がテーマとなっている作品ですが皆さんが女子高生の時のホームグラウンドはどこでしたか。また、どんな遊びをしていましたか?上坂:私は地元の大船に観音様があるんですけど大船観音にしょっちゅう行ってましたね。一同:しぶい!上坂:行って、ちょっと拝んでくる春奈・石見:拝みに行くだけですか?上坂:拝みに行くだけですね。拝みに行って、帰りにアジの押し寿司を買って帰るみたいな割りと渋めのJKライフを送っていました。―――とても渋いですね。上坂:ロリータファッションは横浜に買いに行きましたね。―――春奈さんはいかがでしょう。春奈:原宿には洋服を買いに来たりしてましたけど、大体下校してからは秋葉原に行ってました。週4回ぐらい。私は帰宅部だったんですけど、秋葉原に行くために部活に入らなかったのです。終わったら速攻で秋葉原に行ってました。―――秋葉原のどの辺に行くんですか春奈:ラジオ会館とか、アニメイトとか羅針盤とかまんだらけとか。その辺でうろうろしていたんですけど、中古のアニメグッズ屋さんが秋葉原にはあって、割とレアものが置いてあったりするんでそれを探しに行ったり、そんなことを繰り返していました。上坂:リバティとか。春奈:リバティ、何号店もあるんだって…笑上坂:リバティに行きたい気持ちはわかる。―――石見さんはどうでしょう。石見:私は池袋によく行ってました。私も春奈さんと同じ様な感じで、池袋のアニメイトとか行ってましたね、K-BOOKSとか、いろんなところでアニメグッズとか買ったりとかしていました。―――『URAHARA』は外から宇宙人が来て文化を奪っていく、というストーリーですが、皆さんの中で、この文化が無くなったら、嫌だなみたいな。上坂:アニメ文化ですね。アニメ文化が無くなったら、私たちは廃業するしかない…笑。春奈:廃業…響きがやばいですね。つらすぎる。でも、一番に浮かぶのは私もアニメですね。趣味としても生きる活力になっているのでアニメが無くなったら、たぶん生きていけなくなります私は。―――もしそうなったら、宇宙人と戦えますか?春奈:それはもう最前線で!たぶんボコボコにされると思いますけど…。―――本作では、各々「クリエーイティブ」って何だっけ、というところを探していくところもあると思うんですけど皆さんにとっての「クリエーイティブ」とはなんでしょ?春奈:「クリエーイティブ」っていろんなものがあると思うんですけど、私はアーティスト活動をしているなかで作詞もさせて頂いていて、自分が作ったものでまた違う誰かと繋がれる、「本当はるなちゃんってそういうことを思っていたんだ」って改めて文章とかで分かってもらえて。自分の気持ちを形にすることが大事だなって思いますね。上坂:なくても生きてはいけるんですけど、そこにクリエーイティブがあると、自分の知らない部分を開花させられたり、自分と向き合うきっかけになったり、新たな可能性を開拓できたりと、人生に意味が生まれると思います。精神的には、衣食住と同じぐらい大事なものだと思いますね。石見:生み出すこと。演じることも、またクリエーイティブなのかなってちょっと思いますね。自分が感じたことを自分から発信して相手に届けるって言うのも、私たちの仕事も素敵なクリエーイティブな活動じゃないかなっておもいました。――最後に、本作の注目ポイントをお願いします。石見:URAHARAは、映像も「KAWAII」がいっぱい詰まっているんですけど、でも意外と内容はすごく仲間について考えさせられたり。それぞれのキャラクターが個性的なんですけど、その個性的なキャラクターの裏の部分で、お互いのことを思いやっているのに、思いやりが手違いに繋がっちゃったり、そういう深い人間ドラマの様なところも楽しみにしていただけたらなって思います。春奈:URAHARAって、監督さんだったりキャラクターデザインの方だったり、女性が現場に多くて、だから女性にしか表現できない可愛いが詰まっているなって思っています。洋服のフォルムだったりとか、 街をすれ違っていくモブのキャラクターのつけている小物だったりとかそういう細かな部分まで可愛いが詰まっているので、隅々までアニメを楽しんでいただけたらなと思います。上坂:絵柄が可愛くパステル調でほんわかしているんですけども、1人の女の子を緻密に描いているというか、女の子の可愛い部分も、女の子独特の承認欲求や流行との関わりといった現代らしいテーマも描かれていて、新しい切り口だと思います。宇宙人というわかりやすい敵がいるわけですが、本当の敵は自分の中にいるかもしれないと思ったり、バトルものとひとくくりに言えないいろんな要素が詰まっているので、可愛い絵柄に油断していると大変なことになりますよ(笑)。気を引き締めて見ていただきたいと思います。
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