中島愛&May’n、11年ぶりの「マクロスF」ライブを佐々木史朗社長も絶賛「2人の今までの蓄積が形になった」 | アニメ!アニメ!

中島愛&May’n、11年ぶりの「マクロスF」ライブを佐々木史朗社長も絶賛「2人の今までの蓄積が形になった」

『マクロスF(フロンティア)』単独ライブ「SANKYO presents マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]~まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!~」のBlu-rayが、6月22日(水)に発売。それを記念した先行上映会が行われました。

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「SANKYO presents マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]~まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!~」Blu-ray発売記念先行上映会
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2021年11月10日に幕張イベントホールで開催された、約11年ぶりとなる『マクロスF(フロンティア)』単独ライブ「SANKYO presents マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]~まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!~」の模様を収録したBlu-rayが、6月22日(水)に発売。それを記念した先行上映会が6月4日にTOHOシネマズ日本橋にて行われ、ランカ・リー役の中島愛さん、フライングドッグ代表取締役社長・佐々木史朗さんが登壇しました。

[文=米田果織 撮影=小原聡太]

■「あの時出せなかった自分をとにかく出したい」がキーワードに


先行上映会の様子

ランカのイメージカラーであるグリーンのワンピースに身を包んで登場した中島さんは「今日はよろしくお願いします!」と元気よく挨拶。それに続く佐々木社長も「老齢年金はカウントダウン! フライングドッグの佐々木でございます!」と笑いを誘う挨拶で、さっそく会場を沸かせます。

さらにこの日、残念ながらツアー中で登壇できなかったシェリルの歌唱担当のMay’nさんからメッセージビデオが届いており、さっそくその映像を大スクリーンで上映。ライブを振り返り「この日しかできないステージにすることができました。シェリルの曲に、“死にたいよ”という歌詞もありますが、ここで死んでもいいと思わないと歌えない曲ばかり。でも、死んでもいいや、と思って歌いながらも“いや、まだ生きたい”と同時に思うんです。たくさんの命を使い、たくさんの命をもらった1日でした。ぜひ映画館で、私たちの命懸けのステージをお楽しみください」との熱いメッセージに、会場に集まったファンから温かい拍手が送られました。

そんなMay’nさんと一緒に「かなり話し合って作り上げた」と今回のライブに対する思いを話し始める中島さん。11年前、『マクロスF』アニメ放送当時に行ったライブを振り返り「ついていくのに精一杯だった」と明かし、またMay’nさんも中島さんの先輩ではあるものの、デビューしたばかりだったそうで「May’nちゃんが“今の私たちを、あの時出せなかった自分をとにかく出したい”と言っていて、そこが大きなキーワードになりました」と2人で話し合ったライブの根底を語りました。

先行上映会の様子

「2人が心から楽しんでいる笑顔や真剣な姿を、ストレートに見せる」ということを目標にしていたようで、「それが叶ったと思います!」と笑顔を見せた中島さん。その様子を見ていた佐々木社長も「2人が10年以上かけてキャリアを重ねた結果の苦しみ、悔しさ、喜び、楽しみ、いろんなものが詰め込まれたライブになったと思うので、味わいが深くなったと思います」と感慨深く語りました。

同ライブは、本来ならば昨年2月に開催を予定。しかし、新型コロナウイルスの状況もあって11月に延期となりました。しかし、中島さんは「延期になったからこそできたこともあった」と言います。それは、『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』が同年10月に公開になったこと。「2月公演だったら“絶対にバラしちゃいけない”となっていたものが、延期があって新曲を披露することもできたので、それは良かったのかなと思います」とファンに新曲を届けられたという喜びがあったと明かします。

また、11年前のライブは『劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~』公開前に開催。その際『サヨナラノツバサ』を匂わす演出が加わっていたのですが、それを知らされていなかった中島さんは、昨年やっと知らされて衝撃を受けたのだとか。「“なんで私だけステージに残って終わるんだろう?”と思っていたのですが、10年経って初めて知りました」と嘆きました。

先行上映会の様子

今回のライブの話に戻り、オススメのシーンを聞かれると、佐々木社長は「実は愛ちゃんがフライングするっていう案もあったんですよ」と裏話を告白。「今度!(その演出を入れられるよう)頑張りたいと思います」と次のライブを匂わすコメントをしたことで、観客から期待を込めた拍手が送られます。

中島さんは「本編が終わった後のアンコールのはじけ具合は、2人ともとても良い顔をしています。2019年に行った『MACROSS CROSSOVER LIVE』で歌った曲をさらにパワーアップして、“あの曲”に繋がるところ。『サヨナラノツバサ』の本編を大事に演出やセットリストを組んだ部分があったので、そこの一連の流れからの弾ける笑顔を見てもらいたいです。ライブビューイングに手を振った時の2人の画が好きなんですよね」とアピールしました。

先行上映会の様子

最後に、佐々木社長は「とっても良いライブができて、2人の今までの蓄積が形になったんだと思います。最後のほうの“あの曲”の“あそこら辺”とかは涙なくしては見れないと思うので、ぜひ鑑賞後は感想をよろしくお願いします」と観客に呼びかけ、中島さんも「11年ぶりのライブでしたが、皆さんのおかげで実現することができました。こんなにたくさんの人に私たち2人の歌が届くんだなと思うと、本当に胸がいっぱいです。これからいろんな曲が飛び出してきますけど、ぜひご自身の思い出とも重ねながら見てもらえると嬉しいです」とメッセージを送り、舞台挨拶の幕を下ろしました。

■セットリストだけでも胸アツ!圧巻のステージを収録したBlu-rayが発売


そしていよいよ先行上映がスタートすると、会場に集まったファンはすかさずペンライトをランカ、シェリル、アルトをイメージする緑とピンク、青に染め“三角関係(トライアングラー)”を再現。オープニングでステージに設置されたバルキリーが動き出すと、初見の観客から「おお~」という声も漏れていました。

May’nさんはエクステを付けて髪を長くし、紺地にピンクのラインが入った衣装でシェリルを彷彿とさせるビジュアルに。中島さんもイエローにグリーンのラインの入ったワンピースを着用し、ランカを思わせます。

舞台挨拶で中島さんと佐々木社長がオススメしていた“あの曲”から“あの曲”への繋ぎは、観客がサイリウムを振るのを忘れて見入ってしまうほど圧巻…! 

まさに、中島さんとMay‘nさんがテーマに置いた「この日しかできないライブ」となった「SANKYO presents マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]~まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!~」の模様を収録したBlu-rayは、6月22日(水)に発売。あの日の感動を、是非ご自宅でも感じてみてはいかがでしょうか。

<セットリスト>
01.OPENING / Prologue F
02.トライアングラー(fight on stage)
03.Welcome To My FanClub’s Night!
04.ユニバーサル・バニー
05.射手座☆午後九時Don’t be late
06.星間飛行
07.アナタノオト
08.虹いろ・クマクマ
09.What ‘bout my star? @Formo
10.ライオン
11.MC
12.タブレット
13.アイモ
14.Songbird
15.妖精
16.[VENTILATION TIME]
17.ノーザンクロス
18.ダイアモンド クレバス
19.放課後オーバーフロウ
20.娘々FINAL ATTACK フロンティア グレイテスト☆ヒッツ!
ノーザンクロス~虹いろ・クマクマ~ライオン(愛・おぼえていますか)~ユニバーサル・バニー~オベリスク
21.サヨナラノツバサ ~the end of triangle
22.ホシキラ
23.dシュディスタb

-ENCORE-
24.MC
25.時の迷宮
26.ENDING -SMS小隊の歌-
27.ENDROLL



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《米田果織》
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