日本動画協会は大日本印刷(DNP)と提携し、2017年7月まで秋葉原で運営していた「東京アニメセンター」を市ヶ谷の「DNPプラザ」に移設すると発表した。10月28日の新規オープンを予定している。 2002年に設立された日本動画協会は日本のアニメ産業全体の持続的発展を目指す、国内アニメ業界を代表する団体である。同協会による「東京アニメセンター」は2006年に秋葉原UDXでオープン。アニメ文化の情報発信やクリエイターの育成を目的として運営され国内外から年間約20万人が訪れていたが、2017年7月19日をもって休館していた。一方のDNPは、印刷技術と情報技術を活用した多様なコミュニケーション手法を開発している企業。“クールジャパン”につながる日本のコンテンツを各種印刷物やデジタルメディアなどに展開しており、出版社などのコンテンツホルダーとともに国内外に発信する事業を推進してきた。このたび提携事業としての新規オープンが発表された「東京アニメセンター in DNPプラザ」は、同プラザの地下1階に開設。クリエイターをはじめ制作会社、業界団体、ファンが、それぞれの視点でアニメ・マンガ・ゲームなどのコンテンツを知り、学び、体験できる場として運営されていく。また情報発信や双方向のコミュニケーションができる“リアルな場”としても、多様なサービスが提供される予定だ。センターの活動内容としてはアニメ制作会社と連携した作品の紹介展示(企画展示)のほかVR・AR等の技術を活用した新しいコンテンツの展示、クリエイターによるワークショップやセミナーの開催、アニメ作品グッズの販売などが企画されている。アニメファンにとっても要注目の施設となりそうだ。「東京アニメセンター in DNPプラザ」開設日: 2017年10月28日(土)※予定 営業情報: 開館時間 11:00~20:00 休館日 火曜日、年末年始、施工等臨時休館
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