「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」実写映画化 主演は榮倉奈々&安田顕 | アニメ!アニメ!

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」実写映画化 主演は榮倉奈々&安田顕

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の映画化が決定した。榮倉奈々と安田顕の主演で、2018年春に全国公開される。「Yahoo!知恵袋」の質問から生まれた異色作を実写映画で楽しめることになった。

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『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の映画化が決定した。榮倉奈々と安田顕の主演で、2018年春に全国公開される。「Yahoo!知恵袋」の質問から生まれた異色作を実写映画で楽しめることになった。

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問がきっかけで生まれたコンテンツである。そのミステリアスな投稿はたちまち話題を呼び、ボーカロイド・初音ミクで作られたオリジナル楽曲が発表されるほどになった。2011年にはマンガエッセイ化もされ、累計発行部数15万部を超える人気ぶりを見せている。
その投稿が『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』という同名タイトルで実写映画化される。主演を務めるのは『余命1ヶ月の花嫁』や『図書館戦争』などラブストーリーからアクション作品まで幅広く活躍する榮倉奈々だ。不思議な行動を繰り返す妻のちえを演じる。
ごく普通で冷静な夫・じゅん役には演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、硬派な役から個性的な役まで演じ分ける安田顕が担当。二人がアンバランスだが共感を呼ぶ夫婦役で共演する。

さらに後輩夫婦の佐野役に『愚行録』『ハルチカ』の小出恵介、由美子役に宝塚歌劇団出身の野々すみ花が起用された。監督は『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男が担当。コメディを得意とする監督の手腕が発揮されるだろう。
榮倉と安田はロードショーに向けてコメントを発表した。撮影はすでに終了しており、現在はポスプロ作業中。公開は2018年春を予定している。

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
2018年春 全国公開

[スタッフ]
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(PHP研究所刊/作:K.Kajunsky、漫画:ichida)
監督:李闘士男 脚本:坪田文
配給:KADOKAWA

[コメント]
榮倉奈々
最初にお話しをいただいた時の第一印象は正直なところ、変わったタイトルだなぁ…、
このタイトルにどんなストーリーが綴られるのか、全く想像がつきませんでした。
演じさせてもらったちえさんは、独特な言葉を使い、独特な表現をする人で、
見る人によっては不器用と取れるかもしれません。
しかし、夫・じゅんさんとの関係性を見ていると、しっかりと自分の哲学を持ってるように思います。
夫婦という親密な関係だからこそ見えてくる、人となりを表現できたら、
観ている方にも共感していただける感情が散りばめられているのではと思いました。
夫婦を題材にした作品は初めてで、2人の生活空間(セット)での撮影は少し照れくさくもありました。
安田さんとは3度目の共演となりますが、夫婦のように近い関係性は初めてだったのでやはり照れくさかったです。
李監督は、監督自身が毎日楽しそうで、現場のみんなが気持ちよく過ごせる環境を作ってくださいました。
ある夫婦の一風変わったコミュニケーションが優しく描かれている映画になってます。
なんでもない日常の中で起こるささやかな出来事で感情が揺さぶられる。
現実世界に生きる私たちがリアルに感じ、見ている景色をスクリーンでも感じていただけると思います。

安田顕
出演が決定した時は、とにかく懸命に取り組もうと思いました。
この作品をきっかけに「夫婦」について、いい意味であらためて思うこともあり、
具体的ではなくて申し訳ないのですが、それは観てくださる方々それぞれに感じていただけると嬉しいです。
榮倉さんとは、榮倉さんが二十歳の頃、はじめてドラマでご一緒したことがありました。
今回久々に現場でお会いできて、嬉しかったです。
また李監督は現場のスタッフさんからの信頼が厚く、人望のある方だと感じています。
本作で私はちえの夫・じゅんを演じましたが、監督のイメージに沿えるよう、取り組ませていただきました。
原作の空気感とは違う監督の世界観、そして榮倉さんの七変化を映画館で堪能していただけたら幸いです。

(c)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
《高橋克則》
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