最初に上映されたのは坂本の代表作であり、日本での初期監督作品でもある『仮面ライダーW FOREVER A to Z/運命のガイアメモリ』だ。上映終了後、坂本、出合、人見が登壇。坂本は本作と『破裏拳ポリマー』の類似点として、「探偵もの」と「バディもの」であるとコメント。本作では主人公の探偵コンビの熱い友情が描かれ高い評価を受けたが、『破裏拳ポリマー』の主人公、鎧武士と新米刑事、来間譲一の関係も負けず劣らずの熱さで描かれているようで、ファンたちは期待を高めている様子だった。 出合と人見は本作について、それぞれ思い出深いエピソードを披露。出合はかつて坂本が所属した「倉田プロダクション」に当時所属しており、出合の噂を聞いた坂本から「是非出演を」とオファーを受けたエピソードを熱く語った。その一方で、人見は演じていた怪人のバイクアクションの際、坂本から「もっと腰を反ってセクシーラインを強調してくれ」と熱烈な演技指導を受けたエピソードを披露し、会場は笑いに包まれた。
『仮面ライダーW FOREVER A to Z/運命のガイアメモリ』 (C) 2010劇場版「W・ゴセイジャー」製作委員会
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《尾花浩介》