「ソング・オブ・ザ・シー」トム・ムーア監督のデビュー作「ブレンダンとケルズの秘密」2017年夏公開 | アニメ!アニメ!

「ソング・オブ・ザ・シー」トム・ムーア監督のデビュー作「ブレンダンとケルズの秘密」2017年夏公開

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『ブレンダンとケルズの秘密』の日本公開が決定した。2017年夏に恵比寿ガーデンシネマほかにて全国順次ロードショーとなる。『ソング・オブ・ザ・シー』で注目を集めたトム・ムーア監督の長編デビュー作を日本でも楽しめる。

『ブレンダンとケルズの秘密』は2009年に制作され、アカデミー賞最優秀長編アニメ賞にノミネートされた話題作だ。少年修道僧・ブレンダンと妖精の少女・アシュリンが、聖なるケルズの書を完成させるために奮闘する姿を描いている。世界で最も美しい本と称されるケルズの書のケルト文様が生き生きと動きだす様子や、どんな困難に見舞われようとも自国の文化を命がけで守りぬこうとするアイルランド魂が鮮やかに表現された。
ほぼすべてのシーンは伝統的な手描きアニメーションによって作られている。中世絵画に倣って遠近法を排して描かれた特徴的な画面も魅力の一つである。音楽は『ソング・オブ・ザ・シー』同様に、数々の映画音楽を手掛けるブリュノ・クレと、アイルランドを代表する音楽グループ・Kilaが担当した。

物語の舞台は9世紀のアイルランド。バイキングの襲来にそなえて、ケルズ修道院を囲む塀を作る工事が続く中、スコットランドのアイオナ島から高名な僧侶エイダンがケルズの書を携えて逃れて来る。エイダンはブレンダンにインクの原料である植物の実の採取を依頼するが、修道院の外の森に行くことは禁じられていた。危険を冒して森へ行った彼は、妖精の少女・アシュリンの助けを借りて、実を修道院に持ち帰る。実を受け取ったエイダンは、ブレンダンに本の続きを書くよう頼むのだが……。

トム・ムーア監督は北アイルランド・ニューリー出身。1999年にポール・ヤングと共にアニメーションスタジオ兼制作会社カートゥーン・サルーンを設立。レバノン出身の詩人ル・ジブラーンの「プロフェット」の映画化『預言者』のプロジェクトに複数名の監督と共に参加した。

『ブレンダンとケルズの秘密』 (原題『The Secret of Kells』)
2017年夏 恵比寿ガーデンシネマほか全国順次ロードショー

[キャスト]
ブレンダン:エヴァン・マクガイア、アボット・ケルアッハ:ブレンダン・グリーソン、アシュリン:クリステン・ムーニー、エイダン:ミック・ライリー

[スタッフ]
監督:トム・ムーア
共同監督:ノラ・トゥーミー
原案:トム・ムーア
脚本:ファブリス・ジョルコウスキー、アートディレクター:ロス・スチュアート
音楽:ブリュノ・クレ、Kila
提供:カートゥーン・サルーン、チャイルドフィルム、ミッドシップ、ミラクルヴォイス
配給:チャイルドフィルム、ミラクルヴォイス
後援:アイルランド大使館

2009年/75分/カラー/ドルビー・デジタル/ヴィスタサイズ/フランス・ベルギー・アイルランド合作

(c)Les Amateurs, Vivi Film, Cartoon Saloon
《高橋克則》
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