「SING/シング」スキマスイッチの大橋卓弥が美声を披露 本編シーンを公開
3月17日ロードショーの映画『SING/シング』から、音楽ユニット・スキマスイッチの大橋卓弥が歌う本編映像が公開された。歌手の夢を捨てきれないゴリラのジョニーがオーディションに臨む姿が描かれている。
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映画『SING/シング』の日本語版はセリフだけでなく、本編の歌唱シーンもすべて吹き替えられている。本作は全世界での公開が決定しているが、全編吹替版の制作が許可されたのは日本だけ。主演の内村光良をはじめ、話題のキャスト陣が共演した。
スキマスイッチの大橋卓弥はギャング一家の息子ジョニー役に起用された。本編映像ではイギリスのシンガーであるサム・スミス「ステイ・ウィズ・ミー」の日本語歌詞を歌い上げている。
ジョニーは歌への熱い情熱を持ちながらも、ギャング団のボスである父親にオーディションのことを言い出せずいる役柄である。うつむき加減に歌うジョニーだが、その歌声はオーディション主催者のバスターが思わず声を上げるほどの力量だ。大橋の歌手としての貫禄も見せつけられるワンシーンに仕上がった。
大橋はもし自分がオーディションを受けるのなら何を歌うのかという質問について、Mr.Childrenの「星になれたら」と回答。その理由について「学生の時によく聴いていて、実際にその後、桜井さんと共演させていただいたときに歌わせていただいたこともある思い出の一曲です」と明かす。
さらに自身にとって人生が変わったステージは何かという問いには「赤坂BLITZですね。自分にとって目標とする場所のひとつだったのですが、デビューする前に、上位入賞者がそこでライブができるというオーディションに受かって、歌わせていただいたんですけど、それをたまたま現在の事務所のスタッフがみていて声をかけてもらったんです。だから、あのときのステージがなかったら今の僕はいないですね」と振り返る。そして「スキマスイッチとして最初にやったライブが赤坂BLITZだったのでさらに感慨深いです」と懐かしそうに語った。
劇中ではエルトン・ジョンの「アイム・スティル・スタンディング」やゾンビーズの「ザ・ウェイ・アイ・フィール・インサイド」といった名曲も披露している。スキマスイッチでみせる姿とは一味違う大橋の活躍に期待が膨らんでいく。
『SING/シング』
2017年3月17日全国ロードショー
(C)Universal Studios.