デル・トロ監督講演にカッェンバーグもサプライズ登場 アヌシーにアニメーション界の大物次々に
「マスタークラス」と呼ばれるセッションにギレルモ・デル・トロ監督が登場、ジェフリー・カッツェンバーグがサプライズで姿を見せた。
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それは映画祭を訪れる大物ゲストの多彩さにも表れている。2016年は、例年以上に豪華なゲストが次々に登場し、映画祭を沸かせている。15日午後(現地時間)には、「マスタークラス(Masterclasses)」と呼ばれるセッションにギレルモ・デル・トロ監督が登場、さらにその場にドリームワークス・アニメーションCEOのジェフリー・カッツェンバーグがサプライズで姿を見せ来場者を驚かせた。
ギレルモ・デル・トロは『パシフィック・リム』の監督や「ホビット」シリーズの脚本、アニメーションでは『長ぐつをはいたネコ』の製作総指揮などで知られている。そんな彼が今回登壇した「マスタークラス」は、アニメーション関係の大物が自身の創作の秘密を広く紹介するというものだ。「Master of Storytelling」と題して、物語の作り方について語った。
とりわけこの日にピックアップされたのは、ドリームワークス・アニメーションがNetflix向けのオリジナルシリーズとして制作を進める『Trollhunters』である。デル・トロ初のアニメーションシリーズということで大きな話題を呼ぶ作品だ。本作のクリエイティブも明かされて来場者はたっぷりと満足したに違いない。
さらに観客を驚かせたのは、ジェフリー・カッツェンバーグの突然の出演だろう。カッツェンバーグはデル・トロ監督と共に作品の魅力を語った。大物監督の投入に、CEO自らの登壇と、ドリームワークス・アニメーションの『Trollhunters』への力の入れようも窺われる。
映画祭のアーティステック・ディレクターのマルセル・ジャンは、ディズニーに時代から、その後のドリームワークスの立ちあげ、そしてドリームワークス・アニメーションでの数々の業績をあげカッツェンバーグを讃えた。また、そうした作品が長年、映画祭と深い関係にあり、その多様性に貢献したとその役割の大きさに触れた。