4月29日から公開がスタートした映画『テラフォーマーズ』。本作は独特の設定と世界観で読者に衝撃を与え続けているマンガを原作に、大規模なCGと伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬といった豪華なキャスト陣の融合が魅力になっている。描かれるのは、火星で進化したある生物「テラフォーマー」と、人間たちの壮絶な戦いだ。ある生物は火星の厳しい環境の中で異常な進化を遂げる。高い身体能力と、素手で人を引きちぎる腕力を手に入れたのだ。そんなテラフォーマーは、最新のCGとモーションキャプチャーを使って制作された。しかも、テラフォーマーの動きの元を生み出すスーツアクターの演技を本作の監督を務める三池崇史自身が担当したという。「スーツアクターにて演技をつけるより、自分の頭の中の動きを自分でやったほうが早いと思った」という三池監督。自らがモデルとなり、CGに命を吹き込んだ。そのアクションを実際に映像へと変えたのは、VFXスーパーバイザーの太田垣香織。これまでも『妖怪大戦争』や『ヤッターマン』、『クローズZERO』など、三池監督と数多くの作品でタッグを組んできたが、本作では莫大な数のCGを担当した。太田垣は「テラフォーマーがまさにそこにいるような質感と動きです」と語る。こだわりのCGは、総カット数だけで872カットにもなるという。そして寺田克也も、本作のCGに関わった一人。『ヤッターマン』のメカ&キャラクターデザインや『THE NEXT GENERATION パトレイバー』シリーズのレイバーイメージデザインなどを務めてきたクリエイターが、テラフォーマーリファインを手がけた寺田はCGのコンセプトについて、「原作は敢えていじらずGのテラテラ感を出すこと」と解説。CG班と見事な連携をとり、狙い通りのテラテラ感を実現した。映画では星の特殊な状況、苔が生えている場所を作るために、日本映画で初めてアイスランドで実景撮影を実施している。空や大地などアイスランド各所で撮影した素材をもとにCG加工して使用し撮影は行われた。映画全体のクオリティは、三池監督の演技やCG班の努力、アイスランドの空気など、さまざまな要因が支えているようだ。映画『テラフォーマーズ』(C)貴家悠・橘賢一/集英社 (C)2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会
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