アニメがさまざまな分野に飛び出し、そこから新たなビジネスが生まれる機会も増えてきた。その一方で、アニメというコンテンツをどのように活かすべきか、模索する機会も依然として多い。そんな人物、メーカーが知っておきたいのが、4月19日に秋葉原UDX ギャラリーネクストにて開催される「アニメビジネス・パートナーズフォーラム」のシンポジウムだ。一般社団法人日本動画協会が主催するこのシンポジウムは、アニメ企業と自治体、異業種企業などのビジネスマッチングを目指すために生まれたもの。第6期ABPFのプレ開催にあたる今回のシンポジウムでは、日本動画協会が提案する「日本のアニメ100周年プロジェクト始動宣言。」と、インバウンドに向けた「アニメから始めるクールジャパン戦略」の二つのテーマによる講演が行われる。「日本のアニメ100周年プロジェクト始動宣言。」は、2017年に訪れる日本のアニメ100周年を記念したプロジェクトの詳細が発表される。アニプレックス 取締役会長の植田益朗、サンライズ 代表取締役社長の宮河恭夫、日本アニメーション 代表取締役社長の石川和子、そしてトムス・エンタテインメント 特別顧問の吉田力雄が登壇予定だ。2つ目のプログラムである「アニメから始めるクールジャパン戦略」では、官民・異業種連携でクールジャパン戦略が推進される中、アニメ産業の可能性を提案するとしている。こちらはプログラミ1にも登壇したサンライズ 代表取締役社長の宮河に加えて、慶應義塾大学大学院でメディアデザイン研究科教授を務める中村伊知哉、内閣府の知的財産戦略推進事務局に所属する浜野京が登壇する。すでにメイン会場は予約者により満席となっているが、同会場の「GALLERY NEXT-2」にてライブビューイングも予定されている。興味のある人は、こちらも注目だ。
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