アニメは数多くあれど、「一体、どんな作品から見たらいいのかわからない」という人にも、これからアニメを楽しみたいという人にも、あらゆる層にぴったりなタイトルが満載だ。 この企画を記念し、このキャンペーンのイメージガールを務める武田玲奈さんに、アニメ情報サイト アニメ!アニメ! の数土直志編集長がインタビューを敢行。アニメについて熱気たっぷりに語ってもらった。
■ 武田玲奈の「好き」がつまったチョイス
数土: 「アニスト 春の100選」のタイトルを見ていたら「そうそう、これもいいんだよね!」とウンウンうなずいちゃう作品がたくさんあって、今日はアニメについて一緒に語れるのが楽しみでした。
武田: ありがとうございます!
数土: 武田さんが挙げた17作品のうち、迷わずスパッと挙げたのはどれですか?
武田: 『けいおん!!』『ラブライブ!』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『四月は君の嘘』です。でも挙げたアニメ全部、大好きですよ。私の「好き」がつまったチョイスです。
数土: 『ワンピース』や『NARUTO』もあって、日常系、青春、ファンタジーと幅広いですよね。『四月は君の嘘』は音楽に恋に友情に、そして重厚な人間ドラマ。
武田: TV放送の第1話を見てみたら、風景などの画がとにかくキレイで引き込まれましたね。キャラクターのセリフもグッとくるものが多くて思わずメモしちゃったり。音楽を通して葛藤したり成長する姿に勇気をたくさんもらいました。背中を押してくれる作品です。
数土: 『監獄学園』はドラマで栗原千代を、『暗殺教室』で不破優月を演じていましたよね。実写に自分が出演している作品をアニメで見るってすごい。
武田: どちらの作品も好きだったので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです。『監獄学園』は男子たちのおバカさがたまらないですよね。嫌な出来事があっても、彼らを見ているだけでどうでもよくなっちゃう。ストレス解消になるアニメです。
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■ 物語が面白くて女の子がかわいいアニメが癒し
数土: 武田さんのオススメを見ていると、日常系が好きなのが伝わってきます。
武田: バレバレです(笑)
数土: どんなところが魅力?
武田: 日常系で女の子がかわいいと、肩の力を抜いて楽しめるので癒されます。ストーリーが面白いのも多いですよね。『がっこうぐらし!』はかわいい女の子の学園生活のアニメかなって思って見ていたら、第1話の終盤で……。
数土: あれはね!(笑) あんなビジュアルでまさかそういう方向性!? って。
武田: そうなんです! もう本当に衝撃的で。あまりにびっくりして3回見直してネットでも調べました。あんなことをしたのは初めてかも。ハマりました。最終話で感動できるのもいいですね。
数土: 『テラフォーマーズ』は大丈夫でした? 容赦なくキャラクターが死んでいくし。
武田: 大丈夫です。もちろん日常生活の中で黒いアイツが出てきたら嫌ですけど(笑)、ハラハラしながら見るのも好きなんです。
数土: 武田さんが挙げた作品には、僕もすごく好きな作品がたくさんあるんです。たとえば『時をかける少女』。画面づくりもストーリーも、僕にとっては満点の作品です。
武田: 最初はTV放送されているのを見て、こんな素敵なアニメがあるんだとDVDでも見るようになりました。繰り返し見たくなる作品だと思います。
数土: 主人公の紺野真琴は型にはまらない、自由な性格ですよね。
武田: 行動も行き当たりばったり、ハチャメチャなところもあるんですが、それが見ていて面白いです。私とは全然違うタイプ。
数土: 武田さんは自分のことをどんな性格だと感じていますか?
武田: 優柔不断で人のあとについていくほうですね。真琴みたいに男子に混ざってキャッチボールをするようなこともきっとないし……。
数土: でも、真琴は優柔不断な性格だと思いますよ。だからあんな出来事が起きちゃうわけです。
武田: 言われてみればそうかもしれません。優柔不断だし、悩むけれど「えいっ!」と行動する思い切りの良さが気持ちいいです。憎めない、思わず応援したくなっちゃう女の子ですよね。
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■ 男の子がモテるアニメを見るとうらやましくなる
武田: アニメで主人公の男の子がかわいい女の子にモテているのを見るとうらやましくて。『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンもモテますよね。見ていると「うらやましい!」でいっぱいになってしまいます(笑)。朝比奈みくるちゃんみたいな子が大好きです。
数土: 男性じゃなくて? でも女性ファンもいっぱいいるんじゃないですか?
武田: 男性ファンも、女性のファンも増えて欲しいです!ぜひ!(笑)
数土: これからますます活躍されると思うので、大丈夫ですよ。
ちなみに、僕は作家性が強く表れているアニメが好きなんですよ。『ぼくの地球を守って』は少女漫画が原作で、アニメは1993年からスタートしたんです。原作は一大ブームを起こした作品。情緒的なストーリーが魅力なんです。
武田: 『ぼくの地球を守って』はまだ見てなくて。すごく面白そうです。そんなブームがあったなんて。ますます興味がわいてきました。
数土: 『東のエデン』もいいですよ。謎から始まって、その謎が明かされると次の謎が生まれる。謎、謎、謎。そして最後に全て明らかになる。制作のProduction I.Gは、武田さんが挙げてる『ハイキュー!!』も作っていますよ。先ほどの『ぼくの地球を守って』もProduction I.Gが設立して間もない頃 に作ったアニメで、意気込みが伝わってきます。
武田: 魅力を教えてもらえて、『東のエデン』も見るのがすごく楽しみになってきました!
■アニスト 春の100選■
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CF/100spring_2016
武田玲奈さんや数土編集長をはじめとしたアニメ好きがオススメする今、見ておきたいアニメ・LIVE・ミュジーカル全100作品を公開中。
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