国際アニメーションフェスティバル「GEORAMA2016」 メイン会場・高円寺のプログラム発表 | アニメ!アニメ!

国際アニメーションフェスティバル「GEORAMA2016」 メイン会場・高円寺のプログラム発表

2月に国際アニメーションフェスティバル「GEORAMA2016」が開催される。メイン会場の特別プログラム「GEORAMAセレクション」の全貌が明らかになった。

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2016年2月に、国際アニメーションフェスティバル「GEORAMA2016」(ジオラマ2016)が開催される。これまでのアニメーション映画祭とはやや異なったかたちで、国内外のアニメーションの状況を一望するプロジェクトだ。
このうちメイン会場となる座・高円寺で行われる特別プログラム「GEORAMAセレクション」の全貌が明らかになった。インディペンデントシーンで活躍する作品を上映する。ゲストも交えたプログラムである。

注目企画は、国内外のインディペンデント作家が上映を交えながら自作について語る「ハウ・ユー・ゲット・ゼア」である。まず2月5日にはデイヴィッド・オライリーとドン・ハーツフェルトが登壇する。
映画『her/世界でひとつの彼女』のゲームシーンを担当したデイヴィッド・オライリーと、最新作『明日の世界』がアカデミー賞短編アニメーション部門の有力候補とされるドン・ハーツフェルト。米国のインディペンデント界を支える二人がどのようなトークを繰り広げるのか関心を呼ぶ。

16日には多国籍アニメーション作家集団 レイト・ナイト・ワーク・クラブのケイレブ・ウッドと、雑貨展 ANIME SAKKA ZAKKAの主催者・若井麻奈美が登場。アニメーション作家のコミュニティに焦点を当てた1日となる。
17日はメタモルフォーゼの描写に定評のあるアニメーション作家・平岡政展がケイレブ・ウッドと対談。22日にはパワースポット展を共同で開催した、ユニット・最後の手段、ぬQ、ひらのりょうが集結する。上映やトークでこれまでの活動を振り返っていく。いずれも見逃せない。

最終日の23日には「暗闇のアニメーションII 特集:牧野貴のアニメーション」を実施。ロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞した実験映像作家の作品に迫る。普段はアニメだと思われていない作品の“アニメーション性”にあえてフォーカスするユニークな企画となっている。
そのほかアニメーションの最先端を紹介する「国内未公開長編アニメーションショーケース」や「最新短編セレクション」の上映作品も。なお「GEORAMAセレクション」は前売に限り、当日1800円のところ1000円で販売される。詳細は公式サイトで確認できる。
[高橋克則]

GEORAMA2016 公式サイト
http://newdeer.net/georama/ 
《高橋克則》
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