株式会社ボーンデジタルはコンピュータグラフィックスの総合月刊誌「CGWORLD」を発刊している。CGのプロフェッショナル、さらに業界を目指す学生には必携の雑誌だ。近年はアニメ現場でのCGの進展に伴い、アニメ関連の記事も増えている。そんなアニメ関連記事をまとめて、さらにパワーアップした特別編集版「アニメCGの現場 2016」を12月22日に発売する。「アニメCGの現場 2016 -CGWORLD特別編集版-」は、3DCGを用いたアニメ制作の現在地を知るために企画された一冊である。アニメ制作会社各社のノウハウを結集したメイキング集となっている。近年のアニメでは3DCGを活用することが当たり前になり、2D作画と見分けがつかないほどの見映えとCGならではの豪華な表現が両立できるようになった。誌面では実際の作品を例に挙げながら、3DCG技術を支えている各制作会社のノウハウをまとめている。たとえば、東映アニメーションならば『Go! プリンセスプリキュア』、ポリゴン ピクチュアズなら『亜人』、サンジゲンなら『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』と2015年を賑わせた話題作が集結。表紙はオレンジによる『蒼穹のファフナー EXODUS』の描き下ろしを採用した。そのほか『神撃のバハムート GENESIS』『艦隊これくしょん -艦これ-』『えとたま』といったテレビアニメから、『劇場版 アイカツ!』『バケモノの子』『花とアリス殺人事件』などの劇場作まで、バラエティ豊かな作品がそろった。一般誌では見ることのできないメイキング素材を432ページに詰め込んでおり、アニメ制作関係者はもちろん、作品をより深く知りたいファンやクリエイター志望の学生など、様々な人におすすめの内容となった。「アニメCGの現場 2016 -CGWORLD特別編集版-」は12月22日発売。価格は3600円(税抜)だ。[高橋克則]「アニメCGの現場 2016 -CGWORLD特別編集版-」発売予定日: 2015年12月22日定価: 3600円(税抜)編集: ボーンデジタル書籍編集部発行・発売: 株式会社 ボーンデジタル総ページ数: 432ページ
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