日本のアニメ・マンガ文化を東南アジアの中心都市のひとつタイ・バンコクから発信するプロジェクトが、2016年にスタートする。11月9日、animate JMA co,.Ltd.は、2016年春にバンコク市内のMahboonkruong Center(MBKセンター)に、アニメイト バンコク(animate Bangkok)店をオープンすると発表した。アニメイト バンコク店は、国内のアニメイトのコンセプトをタイに運ぶものとなる。マンガやアニメ、キャラクターグッズ、映像ソフト、フィギュアなどの商品を販売するほか、アニソンのライブスペースやコンセプトショップスペースも設ける。MBKセンターは地上8階建てで売り場面積が8万9000m2にも及ぶ、タイを代表する巨大ショッピングセンターである。アニメイト バンコク店もこれに相応しい大型店となり、店舗面積は170坪にもなる。地元の日本カルチャーファンのニーズに応える。店舗を運営するanimate JMAは、Japan Manga Alliance(JMA)の100%出資の子会社になる。JMAは2015年9月に、海外での日本のマンガ・アニメの拡大のための基盤づくり、海賊版の阻止と正規商品の提供を目的に設立された。アニメイトのほか、KADOKAWA、講談社、集英社、小学館の国内大手出版4社が出資している。日本のマンガ業界の大きな協力を受けたかたちだ。 当初よりJMAは、タイでの展開を最初の事業として掲げていた。これが早くもかたちとなった。日本のアニメ、マンガ文化の発信を掲げるだけに、店舗の機能は物販だけにとどまらない。店舗では定期的に限定グッズの販売をするほか、ゲストを招いたイベントの開催、マンガやアニメの作品展も実施する。ファン参加型の企画も目指している。さらにFacebookページも設けて、店舗以外での発信も行う。 日本のポップカルチャーは、世界各地のファンが自ら積極的に情報を集める一方で、日本の制作者による海外向けの情報発信力が弱いとされてきた。ここに海賊版などが入り込む余地が大きかった。 今回は、日本からダイレクトに様々な情報、商品、イベントを届けることになる。そこにはホンモノのコンテンツや商品を届けるというメッセージも盛り込まれる。タイでの試みが成功すれば、同様の試みがさらなる国や都市にも広がるに違いない。それだけにJMAの最初のプロェクト、アニメイト バンコク店が関心を集めそうだ。[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]animate Bangkok店商号: animate所在地: No.444 MBK Center Building,Room No.M7 7th floor,phayathai Road,Wang Mai,Pathumwan,Bangkok店舗面積: 170坪
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