安彦良和総監督の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が10月31日(土)より2週間限定で劇場上映をスタートした。若き日のシャア・アズナブルを描いた安彦さんの同名マンガを原作とし、「シャア・セイラ編」が全4話で描かれる予定だ。『哀しみのアルテイシア』は第2話にあたる。 31日には新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が行われ、池田秀一さん(エドワウ・マス役)、潘めぐみさん(セイラ・マス役)、関俊彦さん(シャア・アズナブル役)、安彦総監督が登壇した。
安彦総監督は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は戦争賛美を描くのでも戦争反対を描いているのでもなく、「なぜ、人は戦争をしてしまうのか」という問を描いているのだと明かした。来春公開を目指す第3話以降、その色が濃くなっていくということも。戦争とはTVアニメ『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争のことだ。 2015年は日本の終戦70周年でもある。戦争というものがどういうものか、さまざまに語られた年となったが、その一端に本作もあると安彦総監督は述べた。