8月26日から28日まで、パシフィコ横浜で開催された日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス 2015」(略称:CEDEC 2015)がセッション資料の公開を開始した。10月22日段階で60以上のセッションで用いられた資料が、CEDEC Digital Library(CEDiL)にて無料で閲覧できる。CEDECは開発者の知識交換、共有を目指して開催されている。CEDiLはそうした機能をイベント当日だけけでなく、広く実現する目的で実施されている。過去のCEDECで発表されたセッションの資料も含めて、現在は合計で1,145ものセッションの資料が公開されている。無料の会員登録を行うことで資料をダウンロードでき、セッション中の動画を閲覧することも可能となるため、コンピュータエンターテインメントの開発者をはじめとする関連分野で貴重な情報源となっている。CEDECは2015年も盛況だった。会期中は6373人もの関係者が集まった。セッション総数は224セッション、展示ブースは51、スポンサー数69社にも及んだ。2015年はとりわけ、プロシージャルやディープ・ラーニングの技術に関心が集まったとしている。またバー チャルリアリティシステムも2015年の特徴としている。またインタラクティブセッションの中から優れたものを特に選び顕彰するオーディエンス賞とインタラクティブ賞が発表された。オーディエンス賞は受講者の票を最も多く集めたセッションにはが贈られる。またインタラクティブ賞はCEDEC運営委員会の審査により選出される。オーディエンス賞を獲得したのは、奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教 久保尋之氏の「Translucency Magnitudeを用いた半透明物体のリアルタイムシェーダの紹介」だった。インタラクティブ賞には、東京工業大学の長谷川晶一氏、三武裕玄氏、佐藤大貴氏、保坂友利雄氏、同大学院の清水ありさ氏、日野綾香氏による「スケートボードシミュレータ:VibroSkate」が輝いた。
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