「キャプテンハ―ロック」のヒットは東映アニメが自らニュースリリースで発表している(http://www.toei.co.jp/release/anime/1203137_983.html)。それによると、フランスの興行収入は8億円を超えており、5億円といわれる日本の興行収入を上回ったと考えられる。 「キャプテンハーロック」ほどのヒットではないにせよ、「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」が観客を集めているのも、「聖闘士星矢」シリーズになつかしさを感じる人が映画館に足を運んだと考えられる。
一方、この期間、日本では「ドラゴンボール」、「One Piece」、「NARUTO」など、フランスでコミックもテレビアニメも人気のあるシリーズの劇場版映画が公開されヒットしている。にもかかわらず、劇場公開は限定的なものとなっている。allocineで動員数が確認できたのは、「The Last: Naruto the Movie」(2015年公開)68,114人のみで、それ以外のこの3作の劇場用アニメはDVD発売に留まっているようだ。