アメコミヒーローを主人公にしたハリウッド映画が世界的に人気を博している。大手コミックス出版のDCコミックスからは『スーパーマン』『バットマン』『グリーンランタン』など数多くのヒーロー、ヒロインが飛び出している。なかでもいま注目されているのは、2016年3月25日公開の『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』だ。そのタイトルからもDCコミックスが誇るヒーロー連合“ジャスティス・リーグ”につながると見られるからだ。本作はワーナー・ブラザース映画が、今後2020年まで予定するDCコミック原作のアクション大作10作品のトップを切る。ヒーローたちの活躍が期待される一方で、2016年にはこれとは逆を行く驚きの映画がハリウッドの手によって作られる。DCコミック原作10作品の第2弾にあたる『スーサイド・スクワッド』である。本作の中心となるのは、これまでDCコミックに登場した敵役たちがチームを組むというものだ現在は服役中の囚人たちが減刑と引き換えに危険な任務に挑む。それがチーム「スーサイド・スクワッド」。そこで描かれるのは悪役VS悪役となる。個性たっぷりの悪役たちの作品を超えた共闘が見どころになりそうだ。日本公開決定に合わせて、早速、登場が決定したのが、『バットマン』でお馴染みのジョーカーである。9月25日には、ビジュアルも披露された。これは9月26日が「バットマン・デイ」であることも意識したものである。これまでジョーカーは数々の名優が演じてきた。今回はそれをジャレッド・レトが挑む。体中に入った刺青や緑の髪、銀歯と、ジョーカーに相応しい不気味なビジュアルに仕上がっている。今後は一体どんな悪役たちが登場するのか、それも話題を呼ぶに違いない。異色のハリウッド映画、DCコミック原作映画が、2016年に大きな注目を集めそうだ。『スーサイド・スクワッド』2016年 全国ロードショー配給:ワーナー・ブラザース映画(c) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
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