米国のViz Mediaは、8月31日にデジタルマンガ雑誌「Weekly Shonen Jump」を米国のAmazonとcomiXologyでの配信を開始した。Viz Mediaは、日本の小学館、集英社、小学館集英社プロダクションが共同出資する現地法人で日本のマンガやアニメの幅広いビジネスを手掛けている。「Weekly Shonen Jump」は日本の「週刊少年ジャンプ」の英語版にあたり、『ワンピース』や『青の祓魔師』『Bleach』『ワンパンマン』『終わりのセラフ』といった人気作品を掲載している。2002年に紙雑誌の『Shonen Jump』としてスタートしたが、2012年1月に「Weekly Shonen Jump」としてデジタル版に移行した。多くの作品が日本での雑誌連載とほぼ同時に楽しめる。今回の配信開始で「Weekly Shonen Jump」は、Amazonの提供するKindle、そしてAmazonの子会社でコミックス専門の電子書籍配信サービスであるComiXologyで利用出来る。これまでも独自のアプリなどを通じてマンガファンから人気を集めいていた「Weekly Shonen Jump」だが、ユーザーへのリーチをさらに拡大することになる。新規顧客の開拓にも力を発揮しそうだ。また本誌は米国だけでなく、カナダ、イギリス、アイルランド、南アフリカ、オーストラリア、ニュージランド各国でも利用出来る。英語圏を広くカバーする。海外でも人気の日本のマンガは、海外では単行本(グラフィックノベル)のかたちで発売されることが多い。しかし、日本での雑誌でのリリースと英語版として単行本化されるまでの時差が大きく、インターネット上の海賊版が広がる原因となっている。「Weekly Shonen Jump」は、週刊のデジタル雑誌にすることで日本のリリースに合わせた対応を積極的に進めている。米国では日本のマンガ雑誌のような複数の作品を連載形式でまとめたスタイルは一般的ではないが、独自の形態で挑戦している。AmazonとcomiXologyへの配信でユーザーが増えれば、そうしたビジネスにも厚みが出るに違いない。[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]
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