2015年8月4日より北米公開をスタートした『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が、同地域でも好調なスタートを切った。劇場数を895スクリーンにしたイベント限定公開ではあるが、初日だけで興行収入は197万ドルと約2億5000万円に達した。1スクリーン当たりの売上げであるスクリーンアベレッジは2198ドルと、同日のトップに立った。さらに2日目の興収は155万ドル(約1億9000万円)、公開2日間で3500万ドル(約4億4000万円)と前作『ドラゴンボールZ 神と神』の最終興収2800万ドル(3億5000万円)を大きく越えた。本作への関心の高さを示すものだ。映画興行の情報サイトBOX OFFICE MOJOによれば、2015年8月9日現在の累積興収は536万7000ドル(約6億7000万円)に達した。これは米国で公開された日の劇場アニメとしては歴代9位となる。『イノセンス』や『カウボーイビバップ 天国の扉』、アカデミー賞ノミネート作品の『風立ちぬ』『ハウルの動く城』を上回る。配給を手がける現地映画会社のFUNimationは、こうした結果は予想以上とする。またベスト10に並ぶ日本アニメは全てハリウッドメジャーの配給によるもので、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は独立系配給会社による唯一の作品と誇る。FUNimationは長年米国で「ドラゴンボール」シリーズを手がけてきた日本アニメ配給・流通の大手である。これまでのビジネスのノウハウがこうした成功につながったと言えそうだ。今後はさらなる劇場も加えて、トータルで1000以上のスクリーンでの上映を予定する。上映は8月12日までを予定しており、まだ少し記録を伸ばしそうだ。また『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の成功は、近年、北米で増えている日本の劇場アニメのイベント型興行をさらに活性化することになりそうだ。日本と同様、イベントとして劇場アニメを楽しむカルチャーも地域に根づく可能性もある。『ドラゴンボールZ 復活の「F」』(C) バードスタジオ/集英社 (C) 「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会Dragon Ball Z: Resurrection 'F' still image. (PRNewsFoto/FUNimation Entertainment) [/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]
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