なお、ゲネプロ前に囲み会見があった。登壇したのは松田凌、荒牧慶彦、和田雅成 、植田圭輔 、南圭介、安西慎太郎。松田は「前回からようやく1年、今回は新しいキャストを迎えて新しい『K』になりました」と挨拶した。荒牧は「僕自身、『K』が好きで、またこの役をやれて嬉しいです。クロが覚醒したシロに忠誠を誓うシーンはぜひ観ていただきたいです」とコメントした。和田は今回初参加で「自分や安西君、新キャストが加わって”パワーアップしたね”と言われるように」と。南は「また、心と身体が熱くなる(暑い?)季節がきました」と集まった報道陣を笑わせた。そして「《王》同士の関係性や、《セプター4》として全員での総員抜刀シーンが見所 です」と語ったが、ここは圧巻だ。初参加の安西は「今まで以上に愛されるようにしっかりやりたい」とちょっと初々しい。松田は「いい意味で前のをぶち壊したい。人間が演じる意味をしっかり考えて演じたい。『K』のドラマを感じて頂けたら」と言えば荒牧が「舞台ならではのシーンもありますので」と話す。キャラクターは悩みながらも心の成長を遂げる。ラストは清々しくも切ない。アニメよりさらに掘り下げられた感もあり、ラストシーンは演劇的な見せ方で感動を呼ぶ。和田は「周の生き様がありのままに出ています」とコメント。一見、粗暴に見えるがラスト近くはなかなか”漢”だ。南は「最高のキャストを迎えて千秋楽まで完走したい」とコメントすれば、松田はさらに「最高のキャストでこの絆の物語を観て頂きたい」と締めくくった。この日も猛暑、劇場外には早い時間からグッズを買うファンが詰めかけた。文字通り”熱い初日”だった。舞台『K』第二章 -AROUSAL OF KING-劇場:AiiA 2.5 Theater Tokyo2015年8月5日~8月15日大阪メルパルクホール8月19日~8月22日(C)GoRA・GoHands/k-project (C)GoRA・GoHands/stage k-project