最新鋭の技術を駆使した世界初の3DCGホログラフィック専用エンタテイメント劇場が横浜に誕生する。2015年9月上旬、横浜西口駅近くに「DMM VR Theater」がオープンすることになった。施設面積は約800平方メートル、施設定員は385名となる。「DMM VR Theater」は、Zeppホールネットワーク、相鉄エージェンシー、ローソンHMVエンタテイメント、ワイドワイヤワークスの4社により組成されたシアターVR有限責任事業組合が設立、運営する。3DCGに特化した新形態の劇場という意欲的な試みが注目を集めそうだ。「DMM VR Theater」は、舞台上に生身の人間が登場しない“CG映像のみ”の公演をコンセプトに掲げる。最新鋭の3Dホログラム技術により、往年のミュージシャンのステージライブを再現させたり、光を立体化させる幻想的なイルミネーションショーなどを提供する。舞台演劇、音楽ライブ、ゲーム、伝統芸能、企業イベントまで幅広い興業に対応するエンタテイメント劇場施設となる。ジャンルは広いが、3DCGホログラフィックとかなりコンテンツを限定しているだけにどのような作品が並ぶのか気になるところである。ホログラフィック技術には、最新鋭のものを利用する。多元レイヤーで構成されたペッパーズゴースト型ホログラフィック投影装置を使用することで、3DCG映像に物理的な奥行きを加え、あたかも演者がそこに存在するようなリアリティをもたらす。これによりフルCGによる舞台演劇・歌劇といった新しい興行可能とする。またステージ企画にも力を注ぐ。初音ミクを視覚化したライブコンサートをプロデュースしたワイドワイヤワークスと、アニメ『ワンピース』をはじめとした様々なコンテンツのホログラフィック公演を手がけているstudio TEDが共同で企画開発を行う。未だかつて見たことがないエンタテイメントショーが期待されるとのこと。
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