映画「チャッピー」特別映像 ニール・ブロムカンプ監督が誕生秘話を語る
映画「チャッピー」のメイキングシーン満載の新たな動画が公開された。ニール・ブロムカンプ監督や出演陣が誕生秘話を語る。
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映画『チャッピー』は『第9地区』や『エリジウム』で知られるSF映画の鬼才、ニール・ブロムカンプ監督の最新作だ。2016年の犯罪多発都市ヨハネスブルグを舞台に、人類史上初めてAI(人工知能)を搭載し、警官に取って代わる武装ロボットとして開発されたロボット「チャッピー」をめぐるSF映画である。
意志を持ったロボットの誕生が、人類にどんな影響を与えるのかを描いた。出演陣にヒュー・ジャックマンやシガニー・ウィーヴァーら、ハリウッドの名優を迎えた事でも話題となっている。
公開された映像の冒頭に登場したニール・ブロムカンプ監督は「現実とフィクションの境界を曖昧にしたかった」と語る。最新の技術を駆使して描かれた映像の中のチャッピーは、架空のロボットとは思えない存在感を放つ。
『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテルが演じるディオンは、ロボットの設計を担当するプログラマーだ。「ディオンは人間より進化したロボットを作ろうとして、兵器メーカーにアイデアを売り込む」とパテル。しかし、人間の知能を超える可能性のあるロボットの開発は、シガニー・ウィーヴァー演じる企業のトップによって「断固ノー!」と却下されてしまう。
映像ではディオンがロボットを盗み出し、開発したAIプログラムをインストールする場面や、シガニー・ウィーヴァーの気迫溢れる演技の撮影風景、ギャングのアジトでついに人類初のAI搭載ロボットが誕生するシーンなどが映し出される。
全編モーション・キャプチャーによる演技でチャッピーを演じたシャールト・コプリーは「チャッピーは、命を手に入れるんだ」と語る。驚くべきスピードで人工知能を発達させ始めるチャッピーだが、その存在を脅威に感じる人たちにより、ついにチャッピーの破壊が企てられる。
「僕は"ムース"を開発する、恐ろしい見た目のロボットだ」と語るのは、チャッピーに反対する開発者、ヴィンセントを演じたヒュー・ジャックマンである。彼は、巨大な兵器ロボット“ムース”を操縦し、チャッピーを追いつめていく。映像では、撮影に使用された“ムース”の姿が確認できる。
その後も戦闘シーンでの派手な爆発を撮影する様子や、銃撃シーンの撮影風景など、映画制作の現場を垣間見られる映像が次々と映し出される特別映像は、「自分が好きなタイプの映画を作った」という、ニール・ブロムカンプ監督の言葉で締めくくられた。公開を明日に控え、映画への期待を高める内容となっている。
映画『チャッピー』
5月23日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
chappie-movie.jp