21日、AnimeJapan2015のADKブースで『新テニスの王子様OVA vs Genius10』キャストステージが行われ、越前リョーマ役の皆川純子、白石蔵ノ介役の細谷佳正、越前リョーガ役の宮野真守が登壇した。「今日のステージも、ガンガンいくよ!」「ああ、絶頂(エクスタシー)!」「まだまだだぜ、チビ助!」と、3人がそれぞれのキャラクターの台詞とともに登場、ステージを取り囲むファンから黄色い歓声が上がり、イベントがスタート。宮野が「めっちゃ近いね!」と驚くほど接近した舞台に、ステージを取り囲むファンが熱い声援を送った。ステージはスタッフにアンケートした、4/24(金)発売『新テニスの王子様OVA vs Genius10』第4巻の一押しシーンをVTR上映しながら、各キャストが見どころを語る形で進行。始めに、第7話から遠山金太郎と鬼 十次郎の対戦で、金太郎の打球がネットを炎上させるシーンが上映されると、「これがまさにネット炎上ですよ!」とキャストも大喜び。このシーンは原作の連載時から、インターネットで「テニプリ最新話でネット炎上」と話題になったいわくつきのシーン。スタッフも「アニメでネットが燃えた時には「ついにきたか!」と感慨深かった」という。皆川の「テニプリはツッコミどころが満載なので、楽しく突っ込んでいただけたのではないかと思います」という言葉に、細谷が「闘志の演出というか、金ちゃんの燃える心を表現している。」とキャラクターの内面を表現している演出だからこそ、ネットが燃えても驚かないとフォローすると、ファンも大きく頷いて納得の表情を見せていた。同じく第7話から、宮野演じる越前リョーガが光る打球で壁を破壊するシーンが上映されると、大きな拍手が。「やはりリョーガって強いんだと改めて実感できるシーン」という選出理由に、かつて「ミュージカル『テニスの王子様』」に出演経験があり、今シリーズからアニメに参加する宮野は「僕が知っているテニプリはラケットの破壊くらいだったんですけれど、球が光り、壁まで破壊するようになって、どんどん進化しているんだなと思いました」と感慨深げ。スタッフの「リョーガはリョーマが亜久津をかばうと分って光る球を打ったのでは」というコメントには「クールで当たり方は強いけれど、リョーマのことが心配で仕方がないのが溢れていますね」と兄としての想いを述べるも、リョーマがリョーガのことを覚えていないという展開に「あんなに楽しい日々を過ごしたのに、すごいショックだったんですよ」と嘆いてみせ、皆川に「もうすぐ思い出すから」と、慰められていた。続いて第8話から、昔の楽しかった日々を想わせる、リョーマの幼少期のシーンが紹介されると、ファンから「かわいい!」と声があがる。スタッフの選出理由も「かわいいから見てほしい」というだけに、皆川は次の第5巻でしっかりと描かれる幼少期のシーンについて「思春期とはいえ何が起こってあの無口なリョーマになったのか、幼少期の記憶しかない兄ちゃんはショックだったよね」と述べた。本作ではキャストがキャラクターの過去シーンや親族の声も演じることが多く、以前細谷が「金のガントレットを手にするシーン」を演じたことを「リョーマほど昔ではなくマイナス2年くらいなので、ちょっと落ち着きをなくすみたいな感じ。無理してるとは思われたくないので、そこは気を付けてアフレコしました」と振り返ると、宮野も幼少期を演じたかったが叶わなかったことを明かし「これからは小学生もできるようになりたい」と希望を述べた。同じく第8話から選出された、種ヶ島修二と「あっちむいてホイ」で対決する真田弦一郎&亜久津 仁コンビのシーンには、宮野がすかさず「テニスしなさいよ!」とツッコミを入れ笑いを誘う。「あの厳格な真田が、種ヶ島の挑発に簡単に乗ってしまうところが面白くてしかたない」というスタッフのコメントには、「真田のいい人感がでている」と、キャストが真田の人柄の良さを褒め称えた。最後のVTRは、特典映像『放課後の王子様』から、細谷が演じる白石がラケットをギターのように構えて歌う「白石のうた」。VTRが流れると細谷は 「汗が止まらなくなるから!」と大慌て。アフレコの際にアドリブで歌うことになり、「ヒロシです……っていう(ネタをする)人をイメージして」即興で歌を作ったと明かすと、「それはヒロシさんです」と宮野につっこまれ皆川が爆笑。うろたえ気味の細谷を前に宮野が「もうみんな歌えるんじゃないの?」と問いかけ、ファンが一斉に「白石のうた」を大合唱、ステージが一体となり大きく盛り上がった。なお、本編とはまた違ったギャグテイストのお話がファンにも好評の4コマアニメ『放課後の王子様』。OVA第4巻収録エピソードで細谷のお勧めは『俺の星』とのこと。皆川は、気の抜けたオープニングにも注目してほしいとアピール。併せて『新テニスの王子様OVA vs Genius10』の展開として、同ED曲「Party Time」立海ヤング漢バージョンが3月25日に発売されることや、クリエイティブツールのAdobeが跡部景吾の新録ボイスメッセージをTwitterで配信するという異色のコラボキャンペーン「Atobe×Adobeキャンペーン」(3/14~3/31)が紹介されると、その内容に宮野が驚愕。ステージの感想を求められると、宮野は「『テニスの王子様』にこういう形でまた参加させて頂けるとは思っていなくて本当に幸せです。初めて関わったのは10年前のミュージカルで、モミアゲを剃っていました(笑)。その時は、波動球!と力強い球を打っていたんですが、今回は光る球で力強い球を打っています。僕らの熱い思いが画面を通して皆さんに伝わればいいなと思っています。」と、本シリーズで『テニプリ』に帰ってきたことへの思いを語り、細谷は「久々にテニプリのステージ立てて嬉しかったです。皆川さんと一緒にステージに立つのは珍しいので、久々に大汗をかいて初心に帰りました」と決意を新たにしてみせた。最後に、皆川が「朝イチでこのステージに来てくれて本当に嬉しいです。テニプリもまだまだ盛り上がっていくので今後とも応援よろしく」と、午前中からステージに駆けつけたファンへの感謝に加えて、「白石さん、お兄ちゃん!やろうよ、真剣勝負!!」と越前リョーマの台詞で締めくくると、今日一番の大きな歓声があがり、短いながらも『新テニスの王子様』という作品とキャストの魅力が詰まった満足度の高いステージを終えた。『新テニスの王子様』アニメ公式サイトhttp://tenipuri.jp/[取材・文:平岩真輔]
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