「この世界の片隅に」クラウドファンディング開始 こうの史代原作、片渕須直監督の話題作 | アニメ!アニメ!

「この世界の片隅に」クラウドファンディング開始 こうの史代原作、片渕須直監督の話題作

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アニメ映画企画『この世界の片隅に』が、3月8日に公式サイトをオープンした。本作の世界観や制作スタッフなどの情報を発信している。また公式Twitterも同時スタートし、作品の認知度アップに務める。
『この世界の片隅に』は、マンガ家・こうの史代が第二次世界大戦前後の広島県呉市を舞台に描いた作品を原作とする。監督には映画『マイマイ新子と千年の魔法』や『BLACK LAGOON』の片渕須直を起用する。アニメーション制作はMAPPA、プロデュースは『のだめカンタービレ』や『ソードアートオンライン』『千年女優』のジェンコが担当する。

『この世界の片隅に』のアニメ映画化は、すでに4年前より動きだしている。しかし、著名な原作者と監督の起用の一方で、テレビアニメやゲームなどとの連動がなく、派手なアクションもない劇場オリジナル作品の公開実現は必ずしも容易ではない。
そこでシナリオ・絵コンテ完成のタイミングで、公式サイトをオープンした。そこをハブとして、ファンからの応援を募る。

公開実現の試みのひとつとして、3月9日からは制作支援を目的としたクラウドファンディングをスタートした。サイバーエージェントが運営するクラウドファンディングサイト「MAKUAKE」でプロジェクトをアップしている。募集期間は80日あまり、目標金額は2000万円である。
アニメ映画製作としては控えめな金額であるが、集まった資金は公開実現のためのステップに使用される。スタッフの確保やパイロットフィルムの制作が目的だ。
支援金額は2000円から100万円まで細かく設定されている。金額に応じて、メンバー会員の登録から主人公からの手紙、ファンミーティングの参加、エンドロールのクレジットなどのリワードがある。
ただし、今回はあくまで支援で出資ではないため、制作の状況に関わらず利益の配分や支援金の返還は行われない。映画実現を応援するのが最大の目的だ。

アニメーション制作のMAPPAは、『坂道のアポロン』『残響のテロル』などの制作で知られる。代表取締役を務める丸山正雄は、マッドハウスの代表時代に『マイマイ新子と千年の魔法』などで片渕監督作品を制作した。
またプロデュースのジェンコは、丸山正雄と伴に『千年女優』や『東京ゴッドファーザーズ』などの劇場映画を企画した。原作、監督と共に製作陣にも、良質の作品を期待できそうだ。

『この世界の片隅に』
http://konosekai.jp/
《animeanime》
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