2015年3月3日(火)、秋葉原のDMM.make AKIBAにて東京アニメアワードフェスティバル2015(TAAF2015)のアニメドールトロフィーの制作発表が行われた。東京アニメアワード2015は、3月19日(木)から5日間にわたり開催されるアニメーションの国際映画祭だ。2015年で2回目の開催となる。アニメドールは特別賞として、アニメーションや時代、世界を変えた人や作品に贈られる。今回、そのアニメドールに受賞者に渡されるトロフィーのデザインを『機動戦士ガンダム』や『装甲騎兵ボトムズ』のメカデザインで知られる大河原邦男さんが担当した。さらにその制作にはDMM.make AKIBAの最新機器や設備が利用された。制作発表の場所にDMM.make AKIBAが選ばれたのもこれが理由だ。制作発表には大河原邦男さん、DMM.makeプロデューサーである小笠原治さん、Crevo CEOの岩佐琢磨さん、3Dデザインを担当した吉田晃永さんが登壇。アニメドールトロフィーを披露、またデザインやそれを実現した技術について語った。前回に引き続きデザインを担当した大河原さんは、今年は「日本橋」というテーマがオファーの際にあったという。そこでトロフィーには麒麟像をイメージした翼を付けた。中学生の時から大河原さんのデザインの影響を受けているという吉田さんは、トロフィーの平面図をもらった際に「大河原さんがこうしたいという部分が伝わってきた」と話す。実は今回公開されたトロフィーはDMM.make AKIBAの3Dプリンターで製作された最終サンプルだという。前回のトロフィーは素材が超合金のみだったことに比べ、今回は色々な素材が組み合わさっている。これも3Dプリンターならではのようだ。さらに“アニメの世界が現実の世界になる””今後のデザインやものづくり”などに話は広がった。ロボット、デバイス、サイボーグなどの単語が並び、様々な話題が飛び交うトークとなった。大河原さんは「何を作るかって時が、一番ワクワクする」と言う。そのうえで自身を“自立した年寄り”と話したのが印象的だった。会見に併せて、DMM.make AKIBAの様子も紹介された。施設はシェアできるオフィスエリア「Base」、最新の3Dプリンターが設置されている「Hub」、さらに「Studio」などから構成される。利用者は、こうしたスペースや機材を借りてモノ作りが可能になる。多様な施設の提供で、DMM.makeは新たなモノづくりの現場の形となりそうだ。今後こういった動きが広がれば、さらにさまざまなモノづくりのチャンスがやってくるだろう。新しい“デザインド・イン・ジャパン”に期待できそうだ。アニメドールトロフィーは、そんな可能性も体現している。アニメドールの受賞者は、TAAF2015開催期間中に発表される。東京アニメアワードフェスティバル2015http://animefestival.jp/ja/
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