2014年に大きな貢献をした音楽作品とアーティストを顕彰する第29回日本ゴールドディスク大賞が、3月2日に発表された。このうちアルバム賞アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーには、『機動戦士ガンダムUC COMPLETE BEST』(ソニー・ミュージック)が輝いた。この賞は2014年年1月1日から12月31日までのCD、音楽ビデオ、有料音楽配信などの合計売上金額をもとに決められた。『機動戦士ガンダムUC COMPLETE BEST』は2014年に10月8日に発売された1枚で、『機動戦士ガンダムUC』の全主題歌と挿入歌を収録した。episode7主題歌「StarRingChild」(Aimer)やepidode5主題歌「BROKEN MIRROR」(BOOM BOOM SATELLITES)などのヒット曲が含まれる。『機動戦士ガンダムUC』は、シリーズ7作のBlu‐rayが全て週間ランキングの1位になっている。こうした人気が音楽アルバムにも表れたかたちとなった。また映画音楽を対象とするサウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーでも、アニメーション作品の受賞となった。こちらはディズニー映画から『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』(エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)である。映画の大ヒットに加えて、ミュージカル映画だったことで、音楽により親しみを持たれたようだ。『アナと雪の女王』関連は、このほかソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロードにて邦楽部門で松たか子が歌う『レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)』、洋楽部門でイディナ・メンゼルの『レット・イット・ゴー』がダブル受賞している。またベスト5ソング・バイ・ダウンロードのうち3曲が『レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)』、『レット・イット・ゴー』、そしてMay J.の『レット・イット・ゴー~ありのままで~(エンドソング)』で占められた。さらに『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』は特別賞も受賞するなど、『アナと雪の女王』旋風が吹き荒れた。このほかアーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)は、アルバム935,504枚、シングル1,964,292枚、音楽ビデオ1,442,527枚の嵐が2011年以来4年ぶりに受賞した。アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽)はワン・ダイレクション、ベスト・エイジアン・アーティストは東方神起に輝いた。各賞の詳細は、ゴールドディスク大賞特設サイトで確認出来る。ゴールドディスク大賞特設サイトhttp://www.golddisc.jp/
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