小野坂昌也が編成改革部長就任で真剣勝負!「どうなる?2015 AT-X編成会議」収録潜入取材 | アニメ!アニメ!

小野坂昌也が編成改革部長就任で真剣勝負!「どうなる?2015 AT-X編成会議」収録潜入取材

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■ これはガチなのか、ヤラセなのか

「小野坂昌也がAT-X番組編成改革部長に就任」

2014年末、声優の小野坂さんがアニメ専門チャンネルAT-X(スカパー!333chほか)の編成改革部長になることが発表された。就任期間は三ヶ月。それに伴い、2015年4月からはじまる新番組のひと枠を一任、AT-Xにしかできない目玉番組を作り上げることを目的とした「編成改革会議」を発足させた。
小野坂さんが編成を担当する番組とは、一体どのような番組になるのだろうか。番組の企画作りから決定までを三ヶ月、月一回(全3回)に渡って放送する番組が「どうなる?2015 AT-X編成会議」だ。

第1回放送には司会進行を務めた小野坂さんのほかに下野紘さん、吉野裕行さん、野島裕史さん、岸尾だいすけさん、たかはし智秋さん、大亀あすかさんが出演。アニメ制作プロデューサーを招き、現在どういったアニメが制作されているのか、現状を共有しつつ声優である自分たちにどういった番組を作れるのかを話し合った。
次回(第2回)は企画を募集するとし、プレゼン方法を小野坂さん自らフリップを用いて実演、持ち込み企画をプレゼンする気概を持つ声優を募った。

とは言え、小野坂さんがアニメチャンネルの週一番組の企画決定権を持つということは事実なのだろうか。「どうなる?2015 AT-X編成会議」という番組自体がセミドキュメント風のバラエティ番組で、すでに制作が決まっている4月新番の宣伝のために用意されたものなのではないか。そのような疑問を抱きつつ、第2回放送分の収録を取材した。

■ 15組におよぶ大プレゼン大会

そうしてはじまったのが第2回の収録だ。プレゼンに登場したのは第1回にも出演した下野さん、大亀さん、たかはしさんをはじめ、津田健次郎さん、金田アキさん、野水伊織さん、鈴木裕斗さん、田村奈央さん、中島唯さん、井ノ上奈々さん、橋本和さん、新名彩乃さん、うのちひろさん、高橋李依さん、野村香菜子さん、まるきどすえわら(丸山有香さん、古城門志帆さん、末柄里恵さん、小笠原早紀さん、)と大所帯、予想以上の人数である。

プレゼンターはおのおのが自作したフリップを元に次々と独自企画を小野坂部長にプレゼンしていく。驚いたのは各企画がそれぞれかなり練られたものであること。つっこみどころや大まかすぎて具体性が足りない箇所に関しては小野坂部長のツッコミが入る。そうしてプレゼンターの企画が具体的な言葉となっていく。プレゼンテーションだけではなく、小野坂部長とプレゼンターのやりとりもボケツッコミからお叱りまでバラエティに富んでいておもしろい。また、各自が練ってきた企画ということは、それだけ各プレゼンの密度が濃いと言うこと。出演者はみな、疲れた様子も見せずに予定された収録時間でギリギリ終了したが、まだまだやりとりは続きそうな雰囲気すら漂っていた。

収録中、印象的な言葉があった。下野さんの言葉だ。下野さんのプレゼン後、小野坂さんが「ちゃんと考えてきてるね」と目を丸くした。それを受け下野さんは「第1回収録の打ち上げが終わったあと、小野坂さんからどれだけ本気なのか聞かされましたから」と返したのだ。小野坂さんの思いに下野さんも本気で応える、その関係がよくわかる言葉だった。また、空気感も印象的だった。くすくすから爆笑まで様々な笑いが生まれたが、通底していたのは本気の空気。プレゼンターの緊張感、小野坂部長の鋭い突っ込み、負けじと応えるプレゼンター。呼応するように上がっていく場の熱量。見ている方も知らず力が入っていく。不思議なドライブ感があった。

■放送は2月22日22:00から

放送時間が60分から90分に変更された。収録が終わって後日、正式にアナウンスがあった。90分といえば劇場アニメにもできる尺だ。声優がプレゼンをする、それだけの番組が90分。ゴーサインを出すAT-Xの懐も広いといえるが、同時にプレゼンに臨んだ声優たちの企画にそれだけ見どころが多いということ。これは実際に見て確認してほしい。声優たちの知られざる魅力に接する機会でもある。

なお、最終回である第3回は新宿スタジオアルタでの生放送が決定している。4月の番組編成も発表される予定だ。スタジオ観覧も募集しているので、新しい番組が生まれる瞬間に立ち会うのはいかがだろう。

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写真: (C)AT-X編成会議
《細川洋平》
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