大ヒットで公開初日のスタートを切った『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ DC』のスタッフが公開2日目となった2月1日に、横須賀に姿を見せた。UMAXシネマズ横須賀にて舞台挨拶が行われ、岸誠二監督、シリーズ構成の上江洲誠、ヒエイ役M・A・O、それにキリシマ役内山夕実と豪華な面々が登壇した。映画の舞台挨拶は、東京都心や名古屋、大阪など全国の主要都市で開催されることが多い。今回の首都圏郊外の横須賀での開催は異例だ。それは横須賀が軍港として栄えた歴史を持ち、本作の舞台ともなっているためだ。当日の客席は満席、登壇者には暖かい声援も飛び交った。南健プロデューサーのMCによってスタートしたトークは、制作の裏話からスタート。岸監督や上江洲が、テレビシリーズ終了の打ち上げ後に初めて南プロデューサーから続編構想を聞いたと明かす。それが2014年1月22日。つまり、そこから1年足らずで新作パート40分を加えた劇場映画が仕上がったわけだ。上江洲は「テレビシリーズで完結したつもりだったので大変だった」と脚本づくりの苦労を明かす。さらに並行してショートアニメ『霧くまs』も手掛けていたのだから驚きだ。そしてやはり場内を沸かせたのはM・A・Oと内山夕実のふたりだ。劇場版からの参加になったM・A・Oは、赤い縁のメガネに手元には生徒会日報と、ヒエイらしさを演出。ここで着用したメガネは今後ヒエイモデルとして発売されるという。キリシマは「ヨタロウ」としての人気でも、大きく盛りあがった。内山は試写会だけでなく、初日には観客として劇場を訪れたと、作品に対す強い思い入れが紹介された。そんなゲストの前に、サプライズでキリシマ(=ヨタロウ)の着ぐるみが登場し、劇場は大きく盛りあがった。等身大を上回るサイズがゲストを圧倒したが、その動きは可愛らしい。「人気が出るってこういうことなんですね」と声も。この着ぐるみは今後、各地のイベントなどに姿を見せる予定だ。さらにこの日誕生を迎えたM・A・Oに、これまたサプライズのバースデーケーキのプレゼントがされた。ケーキには細密に描かれたヒエイの姿が描かれており、その出来栄えがゲストを驚かせた。最後に登壇者たちが、さらなる応援を呼びかけた。一方で、公開と同時に完全新作の第2弾『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ - Cadenza』の2015年10月3日公開も発表されている。『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』の熱気はまだまだ続きそうだ。『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』http://aokihagane.com/
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