「シドニアの騎士」CG映像の祭典SIGGRAPH ASIA 2014で公式上映決定 | アニメ!アニメ!

「シドニアの騎士」CG映像の祭典SIGGRAPH ASIA 2014で公式上映決定

2014年4月から6月にかけて放送されたテレビアニメ『シドニアの騎士』が、アジア最大級のCGの祭典「SIGGRAPH ASIA 2014 Computer Animation」に入選し、Electronic Theaterの上映作品に選定された。第2期『シドニアの騎士 第九惑星戦役』に向けて弾みを付ける発表となった。

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2014年4月から6月にかけて放送されたテレビアニメ『シドニアの騎士』のCGの技術が国際的な舞台で評価される。アジア最大のCGの祭典となるSIGGRAPH ASIA 2014 Computer Animation」入選し、Electronic Theaterで上映されることになった。
『シドニアの騎士』は、弐瓶勉さんのSFマンガをポリゴン・ピクチュアズの制作によりフルデジタルアニメーションとした。最新のCGを使った新たな表現方法が注目を集めている。2014年4月より3ヵ月間放送されたシリーズは技術だけでなく、エンタテイメントとしても高い評価を受けている。作品は第2期『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の製作も発表されている。SIGGRAPH ASIA 2014の出品は、これに弾みをつけそうだ。

「SIGGRAPH ASIA」で開催されている「Computer Animation Festival」は、毎年世界中から応募される500本近い作品の中から入選作品を選び、その中でも特に優れた作品がElectronic Theaterにて上映される仕組みとなっている。
今回の選定について、アニメーション制作を手掛けたポリゴン・ピクチュアズの石丸健二プロデューサーは「作品のクリエイティビティ―だけでなく、技術力、先進性、そしてユニバーサルなコンテンツであるかが問われるElectronic Theater上映作品に、当社30周年記念作品である『シドニアの騎士』が選ばれたことをとても誇りに思います」とコメントしている。

ポリゴン・ピクチュアズは『トランスフォーマー プライム』『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』でデイタイム・エミー賞、『トロン:ライジング』でアニー賞を獲得するなど多くの受賞歴を持つ。Electronic Theaterでの上映決定は、その技術力の高さが改めて証明されたかたちとなった。
同社は2014年から日本国内向けのアニメ制作を本格的にスタートさせ、現在は宮崎吾朗監督の『山賊の娘ローニャ』を放送中だ。今後も日本発のコンテンツの海外展開に積極的に取り組み、世界に向けて作品を発信していく方針を明かしている。
[高橋克則]

『シドニアの騎士』
/http://www.knightsofsidonia.com

ポリゴン・ピクチュアズ
/http://www.ppi.co.jp
《高橋克則》
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