1979年7月から1980年3月までテレビ放送されたSFアドベンチャー『科学冒険隊タンサー5』の公式サイトが、2014年11月1日にオープンした。放送開始から実に35年、人気のテレビ番組に再びスポットを当てる。『科学冒険隊タンサー5』は、当時、子ども向けの番組でいくつか見られた実写特撮とアニメを融合させた映像づくりが特徴になっている。地上に存在する様々な謎と事件を追って、特殊科学捜査隊タンサー5が活躍する。番組の制作は国内を代表するアニメ製作会社のサンライズ(同時日本サンライズ)、同社の初期を代表する人気作品である。同時期にサンライズは、『機動戦士ガンダム』など多数のロボットアニメでヒット作を世に送り出している。サンライズの創生期の息吹を感じさせる良作である。作品は今年8月に東京・新宿で開催された「サンライズフェスティバル」で、四辻たかお監督とDMデザインでメカデザインを担当した樋口雄一さんを招いた上映会も開催された。会場には多くのファンが集まり大盛況なり注目を浴びた。また今年12月3日からは、アニメ専門チャンネルのAT-Xにてテレビ放送も決定した。公式サイトのオープンもこれに合わせたものだろう。往年のファンが懐かしの作品を振り返るのは勿論だが、その映像表現やストーリーは若い世代にも興味深いはずだ。近年は新作アニメが登場しており、作品のファンも作り手もなかなか忙しい。そうしたなかで、過去の作品を掘り起し、振り返る機会は必ずしも多くない。そうしたなかで『科学冒険隊タンサー5』公式サイトの運営やテレビ放送は、貴重な機会である。『科学冒険隊タンサー5』http://tansar5.net/ [ストーリー]「地球には3794の謎があると言われている。その謎と事件を追って、5人の若者たちが、今立ち上がった。1999年、国連の要請で特設された、現代科学の最先端をゆく頭脳を集めた科学基地・アクアベース。そこに、地球に残された貴重な遺跡、遺産、貴重な生物のガードを使命とした特殊科学捜査隊があった。それが、タンサー5だ。彼らは、勇気と行動力、科学的能力を兼ね備えた若者たちである。海波流をリーダーとするタンサー5の5人は、水・陸・空での活動が可能な3機のマシンを搭載したビッグタンサーと、時空を移動できるタイムタンサーによって世界の各地で起きる怪事件の現場に急行し、探査をすすめる。今日もタンサー5は世界各地の遺跡で起こる怪奇な事件を解決してゆく。」『科学冒険隊タンサー5』(C)サンライズ
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