10月23日から東京・六本木、日本橋で第27回東京国際映画祭が開催されている。六本木ヒルズを会場にしたそのオープニングセレモニーには広い世代から人気のウルトラ兄弟が出演し、映画祭らしい華やかさを盛り上げ話題となった。一方、10月26日には、今度は日本橋会場のTOHOシネマズ日本橋にウルトラセブンが姿を見せた。映画祭と円谷プロダクションのコラボレーションによるスペシャルイベント「『ウルトラセブン』HDリマスター2.0 ~円谷プロ特撮への誘い~」でのヒトコマだ。イベントは『ウルトラセブン』のBlu-ray BOX Iが11月28日に発売されるのを記念したものだ。新規リマスターによって超高画質となった本作から「ウルトラ警備隊西へ」の前後編の2話を上映、さらに豪華なゲストを招いたスペシャルトークが行われ、会場を沸かした。そのゲストがとびっきり豪華だった。まずウルトラセブンことモロボシ・ダン隊員役を演じた森次晃嗣さん、アンヌ隊員役のひし美ゆり子さん、アマギ隊員役の古谷敏さん、そして満田かずほ監督も登壇と、ファンには感涙もの面々だ。そうした大ファンのひとりが数々のヒット作でお馴染みの樋口真嗣監督である。登壇者ついて「神のような存在を前に緊張しています(笑)。」大物監督の緊張ぶりが、会場を和ませた。トークでは、今回上映された「ウルトラ警備隊 西へ」の関西ロケが、当時は関西に多かったスポンサーのキャンペーンを兼ねていたという意外なエピソードが満田監督の口から明かされた。またその意外過ぎるラストから名作として知られる「ノンマルトの使者」が偶然生まれたことなども語られた。主人公を演じた森次さんも、最終回と並んでこの「ノンマルトの使者」を印象深いエピソードに挙げた。ひし美さんはファンの間でも話題になった髪の長さについてのエピソードを披露。あれはウィグで自腹で購入したものだったという。さらにフルハシ隊員を演じた毒蝮三太夫からビデオメッセージ紹介された。そこにゴース星人が登場、さらにウルラセブンがこれと戦うといった最終回の1シーンの再現とった賑やかなトークとなった。最後は森次さんが挨拶「いつも応援ありがとうございます。撮影当時はこんなに長く愛される番組になるとは、思ってもみなかった。自分たちが地球上からサヨナラしても、人気は続くんだろな。」とその歴史の長さに感慨深げだった。円谷英二さんの想いが詰まった、キリヤマ隊長が最終回で残した「地球は地球人で守れ」というセリフなど、作品に込められたメッセージを感じてほしい」と語った。
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