11月15日より映画『楽園追放-Expelled from Paradise-』が、劇場上映となる。長編オリジナルアニメとして話題の多い作品だが、中でも注目されるは監督に水島精二、脚本に虚淵玄と現在のアニメシーンを牽引するクリエイターが参加することだ。この映画公開を記念して、虚淵玄とその作品に影響を与えたサイバーパンクSFにスポットを当てた1冊が10月17日に刊行されることになった。早川書房・ハヤカワ文庫より『楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選』が発売される。虚淵玄とSF書評家の大森望が珠玉のサイバーパンクSF短編8本を編纂したアンソロジーだ。虚淵玄はゲームシナリオや小説で数々のヒット作を飛ばす作家・脚本家だ。アニメでは『魔法少女まどか☆マギカ』、『PSYCHO-PASS サイコパス』、『翠星のガルガンティア』などの話題作を手がける。その作風は幅広いが、骨太なストーリー、SF的なギミックなどは特徴のひとつだ。虚淵玄自身がSFからの影響をしばしば言及するように、その創作活動に多くのサイバーパンクSFが影響を与えたと考えられている。『楽園追放-Expelled from Paradise-』も、人類が実体を捨てた電脳世界ディーヴァが登場するなどサイバーパンクな要素に満ち溢れている。『楽園追放 rewired』はそんな映画に連動した企画である。集められた作品は、虚淵玄ならではのラインナップで唸らされる。このジャンルの第一人者ウィリアム・ギブスンからスプロール・シリーズの一編「クローム襲撃」、ブルース・スターリングからは「間諜」とサイバーパンクのベーシックを押さえる。そして日本の大御所からは神林長平に大原まり子をピックアップした。そして『PSYCHO-PASS サイコパス』のノベライズも手がける若手の気鋭の吉上亮「パンツァークラウン レイヴズ」や藤井太洋「常夏の夜」などの最新動向もカバーする。『楽園追放』と虚淵玄の原点を探るだけでなく、サイバーパンクを振り返る、あるいは入門書としても最適だ。2014年秋の注目のアンソロジーである。『楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選』 虚淵玄・大森望編10月17日発売 早川書房・ハヤカワ文庫886円[収録作品]ウィリアム・ギブスン「クローム襲撃」ブルース・スターリング「間諜」神林長平「TR4989DA」大原まり子「女性型精神構造保持者(メンタル・フイメール)」ウォルター・ジョン・ウィリアム「ズパンツァーボーイ」チャールズ・ストロス「ロブスター」吉上亮「パンツァークラウン レイヴズ」藤井太洋「常夏の夜」
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