「アニ玉祭」の見所と今後の展望―気になる“聖地化”の意義 主催者インタビュー後編 3ページ目 | アニメ!アニメ!

「アニ玉祭」の見所と今後の展望―気になる“聖地化”の意義 主催者インタビュー後編

10月11日、12日に埼玉県・大宮で開催される「アニ玉祭」。“アニメと観光”をテーマにした総合イベントのキーマン3人にお話を伺った。後編では聖地化について詳しく話していただいた。

インタビュー
■ 今年のアニ玉祭の見所
――今年のアニ玉祭の特徴について改めて教えて下さい
田中:2つありまして、去年は埼玉県の作品のみだったのですが、今年は他県の作品も出展されるのが1つです。県外の聖地がアニ玉祭に来るというイメージですね。具体的には南砺市(富山県・P.A.WORKSが拠点を置く)、京都市、新潟市といった自治体が出展予定です。京都市・新潟市はイベントがある絡みで出展することになります。他には豊島区の出展も予定しています。

そしてもう1つが、実行委員会形式で運営をしていることです。テレビ埼玉さん、埼玉新聞社さん、J:COMさん、文化放送さんといったメディアも多数参加しているのが特徴かなと思います。各社さんがそれぞれの強みを活かして参加して頂いています。文化放送さんはアニサマをやりますし、テレ玉さんの方では
声優トークショーを実施したり、埼玉新聞さんでは号外をうって頂いたりとそれぞれ自前でやって頂けているので、そこが昨年とは大きく異なるところですね。

――メディアも運営側に取り込むことで、スマートな座組みになっていると
田中:そうですね。去年以上に“埼玉県全体で作り上げよう”という雰囲気でできています。

――最後に今年の見所を教えて下さい
柿崎:みなさんの知らない作品が結構集まりそうで楽しみですね。地方で制作されている様々な作品が集まります。AnimeJapanなどでは目に触れることのない作品がいくつも集まってきています。例えば地方のクリエイターが自治体と一緒になって作った作品だったり、商工会と組んでつくった作品だったり、本当に様々ですね。そういったバラエティ豊かな作品に注目して頂きたいです。

田中:舞台化した地域が集まるというのも見所ですね。“アニメと観光”がキーワードになっているので、アニメの聖地としての側面はもちろん、名産物やB級グルメなども楽しんで頂きたいです。他県の自治体もそうですが、飯能・秩父・鷲宮・川越といった埼玉県内の自治体も一挙に集められるというところに埼玉県として実施する意義があると思います。なかなか行く機会も無い地域もあると思いますし、そうした地域のことをまとめて知って頂く機会になれば嬉しいですね。

――アニ玉祭は今後もこうした形で続けていくのが目標でしょうか
田中:よく聞かれるんですけれども、正直なところあまり気負いしてもしょうがないのかなと思っています(笑)。松本さんからもお話がありましたが、アニ玉祭自体はあくまで頑張っている自治体を応援することがメインなんですね。3回目、4回目も県が旗を振って先導するというよりは、各自治体の実情を上手く伝えていくための内容にしていきたいと思います。地域と寄り添いながら毎回のイベントの見せ方を決めていければいいですね。

――県主導というよりも、あくまで主役は地域であると
松本:自治体がアニメとの取り組みを望んでいないのに、無理矢理やってもしょうがないですからね。埼玉県としては、自治体が盛り上がる土台作りを続けながら、より良い形でアニ玉祭を継続できればと思います。

――ありがとうございました。

アニ玉祭 公式サイト
/http://anitamasai.jp/
《宮崎 紘輔》
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