1974年の登場以来、アニメ史のなかで金字塔として輝く「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの最新作『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』が、10月11日より全国の劇場でイベント上映をスタートする。12月6日公開の完全新作劇場映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』と併せて大きな話題を呼んでいる作品だ。『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』は、2012年から劇場上映、テレビ放送で展開してきた作品を再編集した特別総編集編との位置づけだ。しかし、本作は単なる総集編ではなく、プラスアルファを盛り込んだ内容にヤマトファンであれば満足度の高い作品に仕上がっている。まず総集編にするにあたり、主人公・古代進の視点でヤマトの旅路を振り返るという視点を導入し、新たな映像の見せ方とした。さらに新規カットを加え、ナレーションも新規収録を追加している。何が新しくなり、どう変わったのか?ファンであれば注目したいところだ。そんななかでも注目したいのが、本編のエンドロールだ。本編の最後に古代進や森雪、そして他のヤマトクルー、キャラクターたちの後日談がいくつかのイラストレーションで語る。『宇宙戦艦ヤマト2199』コミカライズやディスプレイデザインを担当する むらかわみちおさんが描き下ろした。このエンディングイラストは全部で9点、映画ならでは企画としてたっぷり楽しめるに違いない。そしてこの9点のなかから、2点が作品上映に先立って公開されている。「古代進と森雪」、「加藤と原田の結婚式」である。残りの7点は劇場で確認したい。また、劇場での楽しみは本編以外もある。アイテムが週替わりとなる入場者プレゼント「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」シークレットファイルだ。これはシリーズの総監督である出渕裕さんが監修した。これまであまり明らかにされたことがなかった裏設定をまとめたものだ。機密書類00~04までの4パートに分かれており、このうち01から03までが週替わりでプレゼントされる。機密書類01が「ドメル最後の戦い、その秘策を裏打ちした極秘情報」、機密書類02が「帝都攻防戦――ヤマトに救われたガミラス民族」、機密書類03「ガミラス暫定政府、険しくも明るい未来へ」となっている。このほか機密書類00「デスラーがまとう青き影――親衛隊の暗躍」がパッケージ特典になっているもチッェックしておきたい。特別総集編 『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』10月11日(土)全国順次イベント上映/http://yamato2199.net/『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
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