「スーパーマリオ」の生みの親、『ドンキーコング』や『ゼルダの伝説』など数々のゲーム史に残る傑作を世に送り出してきた宮本茂氏が、初めて短編アニメーションを制作した。同氏の代表作である「ピクミン」シリーズが、アニメ映画『ピクミン ショートムービー』となってスクリーンに登場する。10月20日から9日間の予定で開催される第27回東京国際映画祭のプログラムとして、10月25日にTOHOシネマズ 日本橋で本作が世界初上映されることが決定した。また期間中は宮本茂氏と川上量生氏との対談イベントも予定されており、宮本氏自身から本作について語られることになりそうだ。宮本茂氏はゲーム会社任天堂の専務取締役情報開発本部長。長年、プロデューサーとしてゲーム開発に携わっており、このなかに「スーパーマリオ」シリーズや『ドンキーコング』、『ゼルダの伝説』、『nintendogs』、『Wii Sports』などがある。「ピクミン」シリーズもそのひとつだ。ピクミンはある惑星に住む頭に葉っぱや花を生やした不思議な生物で、小さな姿だが条件次第で成長し、仲間と協力することで大きな力を発揮する。ゲームで数々の業績を残してきた宮本氏だが、『ピクミン ショートムービー』は初めてのアニメーション作品となる。もともとこれは宮本氏が、ゲームで描ききれないキャラクター表現の研究として始めたプロジェクトからスタートしたものだ。映像制作の存在はこれまでも一部語られてきたが、公開予定などは全く不明だった。それが今回、東京国際映画祭の目玉プログラムのひとつとなる。映画では彼らの住む惑星にやってきたゲームでお馴染みの宇宙飛行士のキャプテン・オリマーも登場する。上映作品は3本で、キャプテン・オリマーが大好物のジュースを作る「真夜中のジュース」、ピクミンが不思議な宝物と出会う「ビンの中のお宝」、工事現場で繰り広げられる大スペクタクル「たいへんな一日」となる。東京国際映画祭は、近年、日本が得意するアニメやゲームなどポップカルチャーの発信にも力をいれるとしている。2014年はすでにアニメ監督としても著名な庵野秀明氏の特集を組むことを発表している。さらに米国TIME誌に世界で最も影響力がある100人の一人に選ばれたこともある宮本氏の登場で、大きな注目を集めそうだ。今回の上映とトークイベントは無料を予定する。チケットは事前抽選となり、詳細については今後、映画公式サイトにて掲載される。第27回東京国際映画祭/http://www.tiff-jp.net/開催期間: 10月23日(木)~10月31日(金)9日間会場: 六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ日本橋(中央区)他『ピクミン ショートムービー』(C)Nintendo
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