セガサミーグループのCGアニメーション会社マーザ・アニメーションプラネット(MARZA)が、積極的に動いている。今年6月には、映画『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を米国ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと共同製作すると発表ばかり、またオリジナル長編アニメーション『Robodog』も現在制作中である。さらに8月に米国・ロサンゼルスのバーバンクに子会社スタジオを設立、オープンした。MARZによればLAのスタジオは、オリジナル長編映画のスト―リー開発拠点になるという。ハリウッドの才能を取り込むことで、グローバルなストーリーテリングと日本的要素が融合した作品を目指す。MARZは2005年にセガサミーのCG映像部門として設立、その後、世界で勝負できるCGアニメーションを掲げて制作をしている。2013年には東映アニメーション製作の映画『キャプテンハーロック』のCGアニメーションを担当して注目を浴びた。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』はセガが誇る人気のゲームシリーズの映画化で、実写+CGアニメーションで表現する。シリーズ初の映画化として話題だ。MARZAは、もうひとつ大きなプロジェクトを進めている。オリジナル長編アニメーション映画『Robodog』だ。英語タイトルで制作が進められていることからも判るように、最初から世界配給、世界公開を目指した作品だ。MARZAの公式サイトによれば、本作は歌って踊れるエンターテイメントロボット犬のKCが主人公だ。お調子者な性格が災いして故障したKCは、ロボット工房で気難しい老犬マーシャルと出会う。さらにある事件によって家から遠く離れたところに連れ去られてしまった2匹はタッグを組むことになるという。監督は『ノメオとジュリエット』のヘンリー・F・アンダーソン、脚本はロバート・リース、ウィリアム・シュナイダーが務めた。LAスタジオから『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『Robodog』に続く、企画も誕生するかもしれない。マーザ・アニメーションプラネット/http://www.marza.com/
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