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「円環のパンデミカ」 東映アニメがゲームに乗り出した理由を訊く

『円環のパンデミカ』は、東映アニメーションが手がけるオリジナルのスマートフォンゲーム。なぜゲームに挑戦するのか?同社の松浦寿志氏、それに開発プロデューサーの黒川文雄氏にお話を伺った。

インタビュー
■学園モノのサバイバルストラテジー!?
ホラー要素もあり


―では『円環のパンデミカ』の内容を説明していただけますか?

松浦
スクリーンショットからもおわかりになるように、多くのキャラクターが一挙に登場します。10人のキャラクターをそれぞれペアにして動かすのですが、一人は戦闘員、もう一人は探索者といった風に役割が異なります。戦闘員は感染者から仲間を守るために自動で戦闘を行う一方、プレイヤーは探索者を操作してフィールドから様々なものを回収します。最終的に障害物や感染者の襲撃を乗り越え、スタート地点からゴール地点までを駆け抜けるといった内容になっています。もちろん、キャラクターにはスキルや能力などがあり、それらを活かして攻略するストラテジーゲームになっています。

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―フィールドの画面は見下ろし型の3D形式ですね。

松浦
そうですね。舞台はなるべくリアリティのある場所を選んでいます。『Left 4 Dead』といったゾンビサバイバルものが好きだったので、日常のシチュエーションを切り抜いた雰囲気を作りたかったのです。学校やショッピングモール、そういった日常的に生活している場所でゾンビに襲われたらどうなるのか、そういう感じですね。

―しかしながら、こう言うとなんですが、『円環のパンデミカ』というタイトルからはそういった雰囲気はあまり感じられないのですが(笑)。

松浦
それはその通りで、ホラーとして見せたくはなかったです。ホラーのシチュエーションは好きなのですが、我々としては全年齢の作品を作っています。そのため、感染者のキャラも可愛い感じのデザインです。むしろ感染者側の方にも愛着をもってもらいたいと思っています。

―キャラクターは同時に5組操作するのですか?

松浦
そうですね。4組が自分のパーティーから選び、1組はフレンドから選びます。スマートフォンのゲームとしてはキャラクターが画面に多く登場して、結果として非常に華やかだとは思います。
登場キャラクターはもちろん、今後も増やしていきます。初期の段階で100体近くは登場する予定で、さらに毎月追加していきたいと思っています。キャラクターのメインイラストレーターは「村上ゆいち」さんがつとめていますが、他にも多くのイラストレーターの方に描いてもらっています。

―登場キャラクターの多いリアルタイムのストラテジーゲームというと、『League of Legends』など昨今人気のMOBA系のゲームを思わせますね。

松浦
そうですね。『League of Legends』や『Dota 2』などもひと通りプレイしてみました。ただあの形をそのままスマートフォンに持ってくるのは、ちょっと難しいと思ったのです。非常に面白いんですが、定石がありすぎて、一見さんお断りな部分が強いのです。

―なるほど。ではプレイヤー間のインタラクションは用意されていますか?例えば、対人戦など?

松浦
今のところ対人戦は無いですね。フレンドのキャラクターを借りるというのがメインです。今後はどうやったらユーザー同士のコミュニケーションを楽しんでもらえるのか探っていきたいと思います。

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[/INSIDE より転載記事]
《Article written by 今井晋@INSIDE》
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