映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が6月6日に3940館で全米公開、また世界各国での公開をスタートした。主人公・ケイジを世界的に人気の高いトム・クルーズが演じ、また原作である日本の作家・桜坂洋さんの凝ったストーリーもあり、高い人気を集めている。公開初週の全世界興収は1億1110万ドルと100億円を軽々と突破した。これはその週の週末世界興収の第1位となる。ロシアで860万ドル、中国で2500万ドル、韓国で1660万ドル、メキシコで310万ドル、フランスで320万ドルと大きな記録を築いている。グローバルな話題作となっている。こうしたヒットは作品の高い評価も影響していそうだ。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は米国の評論家サイトRotten Tomatoesで、批評家による評価で90%を獲得している。また映画情報サイトの大手IMDbでも8.2/10と高評価となっている。映画公開前より話題を呼んでいた脚本、そして主演トム・クルーズ、エミリー・ブラントの演技、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.& Mrs. スミス』のダグ・ライマン監督の映像づくりなどが見どころになっている。2014年の見逃せない映画のひとつといって言いだろう。映画の舞台は近未来の地球である。そこでは人類は侵略者から襲撃を受けており、その攻撃に耐えうる術はなかった。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐もそのなかで戦死してしまう。しかし、戦死した次の瞬間、ケイジは自身が戦闘の前日に戻っていることに気づく。そして、この戦いの日は無限に繰り返される。そのなかでケイジは強力な女戦士リタ・ヴラタスキと出会う。やがてこの終わりのないタイムループが人類勝利の鍵になっていく。配給を手がけるワーナー・ブラザースは、「『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に反応してくれた観客やトム・クルーズとエミリー・ブラントの素晴らしいパフォーマンスにより、本作品は批評家から高く絶賛されています。口コミは非常に強力で、引き続き初めて観る方でも何度でも観て楽しむ方でも、多くの映画ファンを劇場へ導いてくれます」とする。7月4日に全国公開する日本での評価も楽しみなものになりそうだ。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』/http://www.allyouneediskill.jp2014年7月4日(金)2D/3D/IMAX同時公開配給: ワーナー・ブラザース映画[キャスト]トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、キック・ガリー、ドラゴミール・ムルジッチ、シャーロット・ライリー、ジョナス・アームストロング、フランツ・ドラメー監督:ダグ・ライマン 原作:桜坂洋『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED
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