「マンガボックス」連載作品から初単行本 無料マンガ雑誌アプリから書籍に | アニメ!アニメ!

「マンガボックス」連載作品から初単行本 無料マンガ雑誌アプリから書籍に

2014年5月9日(金)、DeNAが提供するマンガ雑誌アプリ「マンガボックス」の連載作品が初めて書籍化された。単行本と電子書籍の同時展開となった。

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2014年5月9日、DeNAが提供するマンガ雑誌アプリ「マンガボックス」の連載作品が初めて書籍化された。『高遠少年の事件簿』をはじめ11作品を一挙発売、単行本に加えて電子書籍でも同時展開となった。

「マンガボックス」は、累計300万ダウンロードを突破した週刊マンガ雑誌アプリだ。『金田一少年の事件簿』の作者が描き同作の登場人物が活躍する「高遠少年の事件簿』や、大ブームを巻き起こした『進撃の巨人』のスピンオフ作品『寸劇の巨人』など32の連載マンガを無料で読むことが可能だ。週単位で更新され、掲載作品の過去12号分と冒頭100ページが常時無料で閲覧可能になっている。
また、今年4月より、誰でも自身のマンガを投稿し公開することができるサービス「マンガボックス インディーズ」がスタートされている。マンガ雑誌の新しいビジネスモデルとして注目されている。

今回、単行本として発売されたのは、『高遠少年の事件簿』のほか、『ビリオンドッグズ』、『穴殺人』など「マンガボックス」オリジナルマンガとして展開してきた計11作品だ。こちらは全国の書店やコンビニエンスストアにて購入できる。
同時に、「マンガボックス」内での電子書籍の有料配信も開始された。対象作品は上記の内11作品に加え、既に単行本としても発売中の2作品『アポカリプスの砦』と『たけだけだけー武田系限定ー』を合わせた計13作品だ。こちらは「マンガボックス」内の「コミックストア」のコーナーで購入することができる。

「マンガボックス」は、大物作家の描き下ろし作品を無料で読めるとあり、人気となっている。しかし、作品の閲覧が無料のためどう収益を回収するかも注目されてきた。今回の書籍発売で、アプリでの作品告知、書籍の販売というビジネスモデルが見えてきた。
「マンガボックス」にて連載中の作品は、今後も随時、単行本・電子書籍化される予定だ。

「マンガボックス」公式サイト
/https://www.mangabox.me
《沖本茂義》
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