DeNAが運営する無料マンガ雑誌アプリ「マンガボックス」が、新たな試みに乗り出した。3月28日より「マンガボックス インディーズ」の運用を開始した。 「マンガボックス インディーズ」は、誰でもオリジナルマンガを投稿し、公開出来るサービスである。DeNAでは、この中から新しい才能の発掘も目指す。マンガボックスは、無料でオリジナルの新作マンガを届けるアプリとして2013年12月にスタートした。オリジナルの新作マンガが読めるとあり、スタートから3ヵ月で300万ダウンロードを博するほどの人気となっている。毎週水曜日より最新号を順次更新、毎日4から7作品ずつ1週間で全作品が更新される。また過去12号分のバックナンバーが常時閲覧できる。現在は、『金田一少年の事件簿』の登場人物が活躍する『高遠少年の事件簿』や、『進撃の巨人』のスピンオフ4コママンガ『寸劇の巨人』などが連載されている。ラインナップは全36作にもなる。「マンガボックス インディーズ」は、こうした連載とは別のかたちになる。若手作家やこれからプロを目指す人の表現の場になりそうだ。マンガ雑誌は、人気作家の発掘、育成のために定期的にマンガコンテストを実施する。「マンガボックス インディーズ」は、DeNAがこれに替わるものとして実施するようだ。ウェブ・スマホメディアならではの試みだ。マンガビジネスのみならず、新人作家発掘でもマンガボックスは新しいかたちを目指すことになる。またサービスの開始を記念した企画、マンガボックス インディーズリーグも実施している。こちらは投稿作品をランキング形式で表彰するものだ。投稿された作品は4月上旬からマンガボックス内の「マンガボックス インディーズ」のページに順次掲載されていく。参加対象は運用開始から約2ヶ月の開催期間中に投稿された作品となる。1位から3位までには賞金が授与されるほか、上位30作品までの作者はマンガボックスに連載を依頼する候補者となる。[真狩祐志]「マンガボックス インディーズ」/https://creator.mangabox.me/
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