「ジョバンニの島」 アヌシー国際アニメーション映画祭オフィシャルコンペに選出 | アニメ!アニメ!

「ジョバンニの島」 アヌシー国際アニメーション映画祭オフィシャルコンペに選出

アヌシー国際アニメーション映画祭の長編アニメーション部門のコンペティション部門には、日本から西久保瑞穂監督の『ジョバンニの島』が選ばれた。

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世界最大のアニメーション映画であるアヌシー国際アニメーション映画祭(The Annecy International Animation Film Festival)が、2014年の長編アニメーション部門(Feature films)の上映作品を発表した。このうちクリスタル賞(グランプリ)などの各賞の選考対象になるコンペティション部門には、応募68作品の中から9作品が選ばれた。日本からは西久保瑞穂監督の『ジョバンニの島』がこのなかに入った。米国、カナダ、韓国、ブラジル、ヨーロッパ各国の他作品と競うことになる。

『ジョバンニの島』は、一般社団法人日本音楽事業者協会が設立50周年記念して製作した。第二次世界大戦直後の北海道・色丹島を舞台に、時代に翻弄される人々、主人公の少年たちのソ連側の人々との交流や家族の絆を描いた。
アニメ制作はプロダクション I.Gが手がけた。国内上映当初より、その圧倒的な手描きアニメの表現力、美術背景が高い評価を受けている。ニューヨーク国際児童映画祭コンペティション部門にも出品され、その評価は海外にも広がっている。

また、アヌシーではコンペティションの対象にはならない公式上映の長編部門アウト・オブ・コンペでさらに9作品を選出している。このなかには日本からの作品はなかった。
アヌシーが長編アニメーションに力を入れる様になったのは2000年代に入ってからである。2000年代半ばにはコンペティション部門、アウト・オブ・コンペの作品の大半を日本のアニメーションが占めることもあった。しかし、今回は合わせて18本のうち日本からは1作品のみである。世界の長編アニメーションの制作が近年、ますます活発化していることを反映した結果とみられる。それだけに『ジョバンニの島』の活躍に期待したいところだ。

このほか上映イベントして、日本のアニメ映画が決まっている。すでに2014年の名誉賞受賞が発表された高畑勲監督の『かぐや姫の物語』に加えて、2014年6月21日に国内公開となる『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』が登場する。日本公開に先立つかたちのプレミア上映となる。
上映イベントは商業大作が多く選ばれている。日本以外からはディズニー/ピクサーの『Inside Out』、ドリームワークス・アニメーションの『How to Train your Dragon 2』、リレイティビティ・メディアの『Free Birds』などがプログラムされている。

アヌシー国際アニメーション映画祭
The Annecy International Animation Film Festival
/http://www.annecy.org/

長編部門 コンペテシション作品
『Minuscule - Valley of the Lost Ants』  監督:Thomas Szabo、Helene Giraud (フランス)
『Cheatin』 監督:Bill Plympton (米国)
『Lisa Limone and Maroc Orange: A Rapid Love Story』
監督:Mait Laas (エストニア、フィンランド)
『The Fake by Sang』 監督:ho Yeon (韓国)
『Last Hijack』
監督:Femke Wolting、Tommy Pallotta (ドイツ、ベルギー、アイルランド、オランダ)
『ジョバンニの島』 監督:西久保瑞穂(日本)
『The Boy and the World』 監督:Ale Abreu (ブラジル)
『Asphalt Watches』 監督:Shayne Ehman、Seth Scriver (カナダ)
『The Art of Happiness』 監督:Alessandro Rak (イタリア)
《animeanime》
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