1988年よりマンガ、アニメ、小説などの様々なメディア展開で人気を呼んだ『機動警察パトレイバー』が、満を持して実写映画となる。劇場上映全7章と長編劇場映画1本からなるこの大プロジェクトが、2014年4月5日の第1章の全国劇場上映からいよいよスタートする。 すでに関連企画、イベントも多数行われているが、3月22日、23日に東京ビッグサイトで開催されるAnimeJapan2014では、とりわけ多くの人のファンの目を惹くことになりそうだ。期間中、会場に『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の大型ブースが設けられるほか、ステージイベントが行われる。
そして、この『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の大型ブースの目玉が明らかになった。なんと映画撮影のために制作された実物大のパトレイバーのイングラム、そしてそれを搬送するトランスポーターが東京ビッグサイトに持ち込まれる。その威容を一般公開することになる。 この実物大イングラムは、製作会見のほか作品撮影中の様子が各地で目撃されてきたが、公に展示されるのは初めてだ。会場では来場者のためのフォトコーナーも設置され、俯瞰でイングラムを撮影することも可能だ。話題の多いAnimeJapan2014でも、ひと際脚光を浴びるに違いない。
公開直前となることから、これ以外にも『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の関連企画はある。3月22日のステージイベントでは、シリーズの総監督を務める押井守監督、泉野 明役の真野恵里菜さん、シバシゲオ役の千葉繁さんが登壇予定だ。実写となった本作の撮影エピソードなどを語ることになる。 さらにここでエピソード0、シリーズ全7章のオープニング映像も初公開されるという。新情報が続出することになる。 アニメ史上でも重要な位置を占めるパトレイバー、実写ではどんなかたちになるのか。まずは実物大イングラムとトランスポーターを確認したい。