国際アニメーションフィルム協会(ハリウッド)は、2月1日(現地時間)、米国・ロサンゼルス市にあるUCLAロイスホールにて第41回アニー賞の授賞式を行った。各部門の受賞作、受賞者が発表され、このなかで宮崎駿監督の『風立ちぬ』が脚本賞・長編アニメーション部門(Writing in an Animated Feature Production)を受賞した。 アニー賞は過去一年間に米国内で公開されたアニメーションから、優秀な作品、スタッフを顕彰するものだ。映画、テレビさらにCMやゲームまでを対象に30部門以上が設けられている。
また、キャラクターデザイン賞(長編アニメーション部門)を受賞した『クルードさんちのはじめての冒険』の3人のスタッフには、日本人の野口孝雄氏も含まれている。 最優秀長編アニメーション賞は、ウォルト・ディズニー・スタジオの『アナと雪の女王』が輝いた。また短編アニメーション賞もディズニー・スタジオの『Get A Horse!』であった。『アナと雪の女王』は、監督賞、音楽賞なども含めて合計5つの賞を獲得した。