2013年秋よりテレビ放送を開始し、早くも話題を集めるアニメが『東京レイヴンズ』だ。陰陽師の名門に生まれた当主の少女・夏目、そして彼女を助ける春虎、ふたりを中心に陰×陽ファンタジーが繰り広げる。作品の世界を生み出したのは、原作者のあざの耕平さんである。『東京レイヴンズ』に加え、『BLACK BLOOD BROTHERS』、『Dクラッカーズ』などの人気小説を手がける。そのあざの耕平さんの幻のデビュー作『ブートレガーズ』が、このほど復刊することになった。11月20日に富士見書房のファンタジア文庫から発売される。今年25周年を迎えたファンタジア文庫が、その歴史を飾る名作に、再び光をあてる企画の一冊だ。あざの耕平さんは、1997年に第9回ファンタジア長編小説大賞で最終選考残ったことをきっかけにデビュー、『ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト』がデビュー第一作になった。復刊にあたっては、タイトルを新たに『ブートレガーズ BOOTLEGGERS』とした。また、カバーイラストも「ブギーポップ」シリーズのイラストを手がける緒方剛志さんが描きおろす。装いも新しくなった注目の一冊である。『ブートレガーズ BOOTLEGGERS』の作品の舞台は1920年代のシカゴである。蒸気と鉄の溢れる巨大都市とは対照的に中華神仙術の秘中の秘と謳われた神仙酒を巡り一大アクションが巻き起こる。登場するのは、落ちこぼれのギャングスターたちだ。銃と弾丸、仙術が乱れ飛ぶハイブリッド感覚が持ち味だ。ファンタジア文庫では、これ以外にも創刊25周年の特別企画を刊行中だ。9月には、第1弾として『スレイヤーズVSオーフェン』の『ドラゴンズ・ウィル』の2つが刊行されている。『スレイヤーズVSオーフェン』は、早くも重版にかかるほどの好評を博している。さらに人気作家同士のコラボ企画“神坂一×秋田禎信『メックタイタン ガジェット』”もスタートしている。いずれも詳しい情報は富士見書房の公式ページにて、確認出来る。富士見書房 /http://fujimishobo.co.jp/sp/book/ 『ブートレガーズ BOOTLEGGERS』著: あざの耕平 イラスト: 緒方剛志定価: 1500円(税別) 発売日:2013年11月20日発行: KADOKAWA
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