世界のSF小説の傑作とされる『エンダーのゲーム』が2013年に実写映画化、11月1日にいよいよ全米公開となる。その公開を前にして、10月28日にロサンゼルスのチャイニーズシアーターでプレミア上映が行われた。会場には本作の主人公・エンダーを演じるエイサ・バターフィールド、そして「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズでお馴染みのハリソン・フォードが姿を見せ、大きな歓声を受けた。ハリソン・フォードは本作でエイサを導く司令官ハイラム・グラフを演じる。さらにエンダーと共に戦う射撃の天才少女ペトラを演じるヘイリー・スタインフェルド、エンダーの姉バレンタインのアビゲイル・ブレスリンらが、会場を華やいだ雰囲気としていた。また、本作の原作者であるオースン・スコット・カードが姿を見せたのは、SFファンを喜ばせるに違いない。前人未到の2年連続ネビュラ賞とヒューゴー賞のダブル受賞をしたSF界の巨人である。ギャヴィン・フッド監督は、本作について日本のアニメファンに向けたメッセージを語っている。本作は「ヴィジュアル・エフェクトによる素晴らしい映像が生み出されたこと」「とても強いキャラクター性を持った物語だということ」と2つの特徴があるという。そのうえで、「コンプレックスを抱えたエンダーという少年が、ただ出来の良い子供だというだけではなく、とても難しい環境に自分を置くことになる。そして彼はとても慈しみ深い性格であるとともにとても暴力的な一面も持っている。その二面性の中でうまくバランスを探そうとしているんです。素晴らしい映像体験と、キャラクター性に富んだ物語を楽しんでもらえるはずです。日本のアニメファンもその他の人たちもみんな楽しんでもらえる作品です」と、見どころを紹介した。叔父さんが日本に住んでいるエイサ・バターフィールドにとっても、日本のアニメは特別な存在のようだ。一番好きなマンガとして「エヴァンゲリオン」を挙げるほどだ。また、エンダーと碇シンジの共通点について訊かれると、「彼らは一般世界から離されて、未知なる敵と戦うところ。シンジはエヴァを操縦しなければならないけど、エンダーの場合はそれがシミュレーション・ルームに置き換えられる。2人とも新しい体験をしていく人物だ」と答えた。作品に対する理解ぶりが窺われた。ハリソン・フォードも、原作が日本のアニメに影響を与えていることについて、「素晴らしいね。この原作は20年前にいろいろなことを予言したともいえる作品だ。インターネットや戦争を当時から予言した、とても興味深い本です。」と語った。また、日本のファンには「ヴィジュアルが素晴らしくリアルだ。とてもエキサイティングな映画だよ。それにとても感情に訴える映画だ。」とメッセージを贈った。『エンダーのゲーム』は、日本では2014年1月18日に全国公開する。最先端の映像での実写化は、すでに関心を集めている。12月29日、30日、31日は、本作を持ってディズニーがコミックマーケットに初参戦することが、大きな話題だ。『エンダーのゲーム』 2014年1月18日(土)全国公開配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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