全米初登場1位を記録したSF映画『クロニクル』の公開が9月27日より開始された。日本では首都圏30館の2週間限定公開にもかかわらず好調な出足を見せ、週末の洋画興行収入では第5位を獲得している。その好成績を受けて、首都圏以外での劇場公開も決定した。10月12日よりTOHOシネマズ 梅田、109シネマズ名古屋、TOHOシネマズ 天神にて上映が行われる。また新宿シネマカリテでは本作の続映も決まり、3週目以降も引き続き首都圏で鑑賞することができる。『クロニクル』は誰でも1000円で観られる「オトクロニクル」キャンペーンなどを実施し、SNSを中心に大きな話題を集めた。その中でも、首都圏以外での上映を希望する声が多かったため、配給会社の20世紀フォックス映画は上映地域の拡大を急遽決定。より多くの人々が本作を楽しめることになった。監督を務めたのは、リブート版『ファンタスティック・フォー』への起用が決まった27歳の新人監督ジョシュ・トランクだ。また主演のデイン・デハーンは10代独特の繊細な感情を見事に表現し、『アメイジング・スパイダーマン2』ではハリー・オズボーン役に抜擢された。今後のハリウッドをリードしていく面々が制作に参加しており、見逃せない作品となっている。高校生のアンドリュー、マット、スティーヴは、ある日特殊な能力を手に入れる。手を触れずに女子のスカートをめくったり、雲の上でアメフトをしたり。3人の退屈な日常は刺激的な日々へと変わっていく。しかし、アンドリューがあおってきた車を事故らせたことから、その能力に翻弄されはじめ…。力を手にした人間が、人類を救うヒーローや世界征服を企む悪人になるとは限らない。普通の高校生が力を持ったらいったいどうなるのかを描いている。[高橋克則]『クロニクル』/http://www.foxmovies.jp/chronicle/監督: ジョシュ・トランク出演: デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン配給: 20世紀フォックス映画
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